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出産育児一時金を来年度から50万円に引き上げ! だけどやっぱり・・・

12月10日に行われた岸田首相による記者会見。その内容は
出産育児一時金を50万円に引き上げるというものでした。

パブリックコメント

子育てにお金はとても大切なものです。そして妊娠、出産時は、特にさまざまな費用がかかります。その支援を引き上げること自体は、良いことであると思います。
しかし42万円から50万円への増額に、どれほどのインバクトや効果があるのでしょうか。また10万円の給付も、もちろんないよりはある方がいいと思いますが、これらが少子化対策とされ、出生数に対する効果を期待しているのであれば少し疑問が残ります。

子育ては一過性のものではなく、継続して続く営みです。お金も必要ですが、同じレベルで子どもが育つ安全な環境や安心て預けることのできる保育施設や、学校という文化の構築も必要であると思います。
今の日本には、その安心・安全な子育て環境の見通しが持てないことが、少子化の一つの理由であると思います。

Yahoo! ニュースのコメントより

50万でも足らないと思います…。
今年出産しましたが…22万は実費でした。産後もオムツやらおしりふきやらミルクやら哺乳瓶やら肌着やらその他諸々でお金かかります。その分も含めて欲しいですね…。有難いけど足りない。

Twitter のコメントより

そうなんですよね。私も1歳になったばかりの子どもがいますが、退院時に病院に支払った金額に驚いた記憶があります。

出産育児一時金の現状

出産育児一時金の支払いまでの流れ

やはり思い切りの良い政策とは言い難いですが、これは良き前進だと思います。様々な予算が必要な中でその財源といえば税金となるのですが、今回当てられる財源は社会保障費の一部であるということ。そこは大人事情なのでこども家庭庁に今後期待したいところですが・・・

今回のお話はお金の話ではなく、子どもを産み育てやすい世の中にするにはどうしたら良いのかという事です。
文句や愚痴を言うのは簡単ですが、しっかりと行政に話を聞いてもらえるような具体策を提示してあげること。これが大事だと思います。
では、金額を上げたら子育ての悩みや不安は消え、100%子育てに安心して日々過ごせる事ができるようになるのか?
私は違うと思います。
「子育ては起業より難しい」と言われるほど、一人の人格を育てていくのはこの世で一番難しい事だと思います。

子育てに安心を!

そこで私たちが今後提案させて頂きたいのは12月にサービスリリースしたばかりの親子育ち研修プログラム

■サービスの特徴

*子育ての原点「我が子、我が孫を知る」
実例)
我が子を見る:我が子が受験すると仮定し、面接でしっかりと受け答えができますか?
我が子を知る:朝、自分で起き、洗面から着替えなど一人でできますか?
我が子の知性:物事に興味関心を持ち、自分から進んで本などを読み、調べたりできますか?
*人としての魅力となる話題の非認知能力とは
多重知性理論、躾と学習の関係など
実例)
・発達心理学から見た家族や身内だけでなく、他人に対しての挨拶ができることの意味
・人の話を聴き、自分の意見を言うことができますか?
・怒る、叱る、躾の微妙な違いでも子どもは理解し、我慢ができる。
*最新の脳科学、認知心理学を取り入れた理論 子どもの認知能力 賢い子とは!
脳科学から学習の仕組みを理解する、集中と記憶
実例)
・家事や掃除など簡単なお手伝いが育むワーキングメモリーの役割
・不登校やいじめは悪いのか。学校や集団生活の意味
*保育×教育の最新教育プログラム
運動能力の発達、言葉と心、シングルエイジ(0~9歳まで)の発達過程
実例)
・トイレトレーニングはいつから?
・その知識、実は勘違いかも?夜泣きやイヤイヤ期への対処法
・英語や国語、算数といった教科的学習はいつから?
*福利厚生としても最適 社員の子育てへの関心を広げたい、子育てイベントや講座を行っていきたい個人や法人にもおすすめ
実例)
・各保育や教育サービスの違い、子育てへの向き合い方や周囲の協力体制、小学校受験と幼児教育など

@Press 当社プレスリリースより

大まかには上記のようなサービスとなっており、妊娠期から学童期(0歳〜9ごろまで)の子育てをしているお母様、お父様、その祖父母向けと内容は多岐にわたっています。
研修プログラムと聞くと堅苦しく、公演形式のものを想像するかと思いますが、実際は同じ参加者同士でのディスカッションやQ&Aなども用意しております。

ここで大事にしたいのは子育てに見通しを持ち、夫婦だけではなく、家族として祖父母もコミュニケーションに、子育てに加わること。場合によってはシッターさんや保育園などの身近なプロの方とも子育てチーム(〇〇チーム ※◯にはお子様のお名前)を作ってしっかりと心にゆとりを持つこと。
時間的余裕を持つこと。
私も子育てに仕事にと「そんな余裕と時間なんてあるか!!」と聞こえてきそうですが、その余裕のなさが家族間の亀裂を生み、その歪みが回って子どもに向いてしまいます。

皆さんの力と応援で是非このプログラムを押し上げてください!


著:代表理事 宮武 直也

代表理事 宮武 直也

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