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ミニまじ

高校生がワークショップを初めて作った夏休み

★ ミニまじプロとは
ミニまじプロは、夏の高校生向けワークショップを作るワークショップです。
全3回、高校生を5つのグループに分け、計10時間で、ワークショップ体験をして、作って、発表をしました。
社会課題を決めて、その課題を知ってもらったり、行動を起こしてもらったり、意識を変えるような40分のワークショップを作る、というのがお題でした。
18人が参加して、ほとんどの人がワークショップを知りませんでしたが、結果的にとても面白いものが作れて面白かったです!

★ 初めてワークショップに触れても、面白いものを
ワークショップ未体験の人たちでも、たった数時間で面白いものを作れて、また作ってみたいと思ってもらうことが目標でした。
ここで2つ大変なことがありました。

①短い時間で完成させて、しかも面白いものを作ってもらわなくてはいけない。
②初対面の高校生3-4人で協力して活動できるのか?

①プログラムは全部合わせても、たったの10時間。初日の説明は3時間+グループワークに3時間+発表4時間でした。この短時間で、いかに面白いものを作れるかが難しく、ポイントでした。
ワークシートで簡潔に要点を決めれるようにして、フィードバックを回数も量も多く行い、グループワークの時間を細かく分けました。
これだけでも進捗が伸びるし、いいものが作れるようになりました。
②それに、グループに分かれた高校生は初対面。ビジネスライクな関係を構築するのを慣れているわけでもないし、初めて会う人たちといかに協力できるようにするか。これまた難しかったです。
これには、初日に一緒にワークしてもらったり、念入りに自己紹介をしてもらい、分担や役割を明確化してみました。

★ プログラムの流れ
初日は、ワークショップを知ってもらうところから始まります。
ワークショップはこんなものですよ。と。

・いつもと違うことをして、
・みんなで考えて、
・みんなで決める。
・あれこれ試せる。

実際に書いてみてワークショップのルールを説明したところ、高校生には全然伝わりませんでした。
結局ワークショップを体験してもらう中でルールを掴んでもらうこととなりました。

ワークショップ作成にあたり、最低限決めてもらったのはこの要素です。
テーマを決めてもらって、グループワークの結果、作ってもらうアウトプットを設定します。それを面白く全体で共有します。
これができるようにしてください、と設定しました。

ワークショップのテーマは、社会課題。
社会課題を、参加者に知ってもらって、重要だと思ってもらって、なんなら行動してもらえるようにするワークショップを作ってもらいました。

最終的に5つの面白いワークショップが完成しました。
どれも2日間、ワークショップは3時間半だけで作ったとは思えないものばかりでした!!
みんなの知恵と工夫で、とても楽しい時間になりました。
自分たちが驚かされたし、高校生のみんなも、参加者が作ったアウトプットが予想外で驚いていました。予想外、予想以上のものが出来上がってくるとミニまじを企画した私自身、本当に嬉しいです。

★ まとめ
今回は初回で、全然形にならなかったらとドキドキでした。
うまくいって本当に安心しました。
高校生に、自分で企画を考えて実行する経験をしてもらえたようで、彼らがちょっとした自信と、ちょっとしたスキルと、ちょっとした思い出を持って帰ってもらえていたら嬉しいです。
初めてが楽しかったら、次につながる、次があると世界が開けてくる…。
この3日間が、高校生にとって得難い経験になっていてほしいです。

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