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「プログラミングで自分の可能性を広げる」:プログラミング経験者へインタビュー

皆さんは「プログラミング」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
「難しい」「文系にはできない」「やったことはないけれど私にはできない」といったマイナスなイメージがあるかもしれません。今回のインタビュー記事を通して、少しでもプログラミングに対するイメージが変わったり、自分も挑戦してみようと思っていただけたら幸いです。ぜひ最後までご覧ください。

今回インタビューにご協力いただいたのは、森川悟さんです。森川さんはこれまでITエンジニアやプログラミングスクールの講師や運営をしており、現在ではその経験や知識を活かしCLACKでは教材チームとして活躍しています。

元々ゲームでパソコンに触れる機会が多かったことから、プログラミングに興味を持ったという森川さんですが、どのようにスキルを上げ、プログラミングを仕事にしていったのでしょうか。

プログラミングに対するイメージ

今でこそプログラミングに詳しい森川さんですが、学生時代はプログラミングに対してあまり良いイメージを持っておらず、学習へのモチベーションも高くありませんでした。
筆者:「森川さんはプログラミング学習を始める前、プログラミングに対してどんなイメージをもっていましたか?」

森川さん:「そうですね…。私が大学生の頃は現在のようにインターネットは発達しておらず、プログラミングに関する情報もかなり少なかったことから、プログラミングに対して「難しそう」「覚えることが多い」「知らない世界すぎて怖い」というイメージを持っていましたね。当時は人に聞くか、本を読むかでしか情報を得ることができず、プログラミングとはどんなものなのかイメージしにくかったのでなんとなくマイナスなイメージがありました。そのようなイメージを持っていたこともあって、IT企業に就職し、ITエンジニアとして働き始めた後も、そこまでモチベーションは上がらず、会社内での勉強会にも参加をしていませんでした。(笑)」

 

誰かの役に立つことがモチベーションに

筆者:「そうなんですか!では、プログラミング学習を本格的に始めようと思ったきっかけはなんだったのですか?」

森川さん:「本当に興味を持って自分から意欲的に学習するようになったのは、エンジニアを始めて8年後で、誰かの困りごとや課題を技術の力で解決していくことに手触り感を感じたり、技術を通して未来に触れることができるということを知ってからでした。自分のやっていることが誰かの役に立ったり、喜びに繋がっていることを知り、そこにわくわく感を見出してからは会社外でも自分から学習するようになりました。」

 

「実際に手を動かすこと」と「楽しさを見つけること」

筆者:「なるほど。でもプログラミングって難しいですよね。森川さんはどのようにスキルアップしていったのですか?」

森川さん:「私は『実際に手を動かすこと』と『自分なりの楽しさを見つけること』を大切にプログラミング学習を進めていました。現在は「プログラミング」と検索したり、本を読めばいくらでも知識は入手できますが、知識から本物のスキルにするには、「実際に手を動かし、自分でなにか物を作ること」が非常に大事だと思うんです。実際に手を動かすことで、エラーに当たり、どうしてエラーが起こったのか考える機会を作ることができるため、確実なスキルアップにつなげることができます。
森川さん:「また、学習を継続するうえでは、「自分なりの楽しさを見つけること」も大事だと思います。独学で学習するにしても、プログラミング教室で学習するにしても、プログラミングを学ぶということは簡単なものではありません。覚えることは沢山ありますし、エラーにつまずくことも多く、途中でやめてしまったり、諦めてしまう人もいると思います。そんな中、何でも良いので得意な部分やここだけは楽しいという部分があるとモチベーションを維持することができると思います。「エラーを解決することが楽しい」「難しいけれどアプリやゲームを作ることが楽しい」「何かを作り上げるのが楽しい」など、自分の中で楽しさを見出すことで、プログラミング学習を勉強ではなくゲーム感覚で進めることができると思います。」

 

プログラミング学習の難しさ

筆者:「本物のスキルにするには、手を動かすことと楽しみを見つけることが大事なのですね!では、学習をする上でここは難しかったという部分はありましたか?」
森川さん:「ありましたね。それは、独りで学習していて、エラーを解決するまでにかなり時間がかかったことです。本当に難しいものだと解決するのに何日もかかることもあって、本当に大変でした。」

筆者:「そんなにかかるんですか!そのような時どう対処していましたか?」
森川さん:「私は人に聞くようにしていました。確かにエラーに当たって自分で調べて考える時間も大事ではあるのですが、何時間もかかってしまうとそれはそれで効率が悪いと思うんですね。なので自分で何回か考えたり、試したりして解決しなかったときは人に聞くと良いと思います。現在では、tratailやStackOverflowなど、ネット上でもエンジニアに質問することができるので、プログラミング学習を始めたい大学生にはおすすめです。」

 

プログラミングで自分の可能性を広げる

筆者:「それでは、最後になりますが、今の大学生に一言お願いします!」

森川さん:「学生の皆さんには、時間のある今のうちにプログラミングでも何でも、まずは挑戦していってほしいと思っています。特にプログラミングを勉強しておくことは、デジタル化が当たり前の世の中で大きなメリットになると思うので、エンジニアになる予定はなくとも勉強して損はないと思います。また、プログラミングを学び、IT技術に触れることはスキルアップだけではなく、視野を広げ、自分の将来の選択肢を広げることにも繋がります。プログラミングを通して、『ゲームやアプリなどの開発が好き』『物事の効率を上げるためのツールを作りたい』『これから実現される未来にはどんな技術があるんだろう』などの自分の興味軸や好き軸を見つけ、就職活動にも活かしていってほしいなと思います。自分の可能性を広げるのは自分自身なので、興味のあることにどんどんチャレンジしてみてほしいです。」

 

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