未来の事は誰にも分からないから
3年前の自分を振り返ると、今の状況は到底想像してもなくて、全く違う「未来」を思い描いていました。
おそらく多くの人がそうだろうと思います
コロナとの付き合い方にもある程度腹をくくった今、またいろいろな人が近未来の予想図を描き始めています
その一つに雇用の変革があります
長ーく働けるように、リスキリングが重要ですよー とか
テレワークも定着してきたし、ワークライフバランスを取りやすくなったね とか
これからはジョブ型雇用の時代だよね とか
実現(すでにしている人もいるし)できたら凄いなー カッコいいなー
と思う反面、これって「個」のチカラが凄く大事になってくるって意味だな とも思い、メンバーシップ型雇用にどっぷりだった自分を振り返るともう、将来取り残されそうで不安しかありません
人生が長くなった分「ご隠居生活」も夢のまた夢となり、死ぬまで働けー…ってムードの中、時代についていけなかったらどうすりゃいいんだ!と笑顔も引き攣る初老のおばさんなのです
それで、「若者の支援」をします
とか言って、若者に近づきたいのか?と思われるかもしれませんが、まぁ否定はしません
しかし、「若者支援」の目的はそれだけではないのです
若者であろうが、シニアであろうが、「今」を満喫して生きるためには、少しだけ未来を予測する事が重要だと考えています
そして、その予測が外れても「あぁ、そんなもんだよね。また別の方法を考えよう」と謙虚な態度を取れる心の余裕も。
その繰り返しが、充実した人生を送る基盤となってくれるのではないでしょうか
では、どうすればそんなふうに「少し先をよむ」と「予想が外れても余裕でいられる」ようになるのか
そのヒントが多世代交流にあるのだと思っています
過去の歴史の延長線上に今がある
少し先を読むには過去の経験から予測するチカラと物事を俯瞰できる感覚が大事になってくるとなれば、そこは経験豊富なシニアの強みになるかもしれません
柔らかな発想で、問題解決策を探したり同じ興味を持つ仲間と繋がるチカラは若者の得意とするところでしょう
もちろんそこは、お互いに意見の押しつけ厳禁
あくまでも「対話」が大事です
Be Withはそんな「対話」ができる多世代交流拠点を目指して日々奮闘中です