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届かない

沸騰した牛乳。

表面の薄皮みたいなのが。

ぼんやりと思考の明晰さを妨げてるんだよ。

視界は良好。

立ちふさがるコンクリートの壁の向こうだって見通せる勢い。

瞳に映る光の返しはクリアで虹色のひとつひとつの成り立ちだって認識してる。

迷いも錯誤もない。

なんだけど。

身体に取り込まれる世界のお知らせ。

すっと入ってきても。

手に取れそうで手に取れない。

言葉にはできない。

ま。

曖昧性を言語化できないって技術捕まえてない。

努力した形跡もないんだし。

しょうがないんだけどね。

そうそうふわふわモヤモヤしたフィルターが情報をろ過してる。

そういう様に見舞われてるんだよ。

情報処理するとこまで十分に情報がのろのろと伝っていかない。

ぽたぽた滴る水滴並みにね。

不都合な上に苛立つ感じさえするんだ。

フィルターのつまみをDRYに回していくことが早急の手当てなんだろうな。

ズンズンリズムを刻み。

圧かけられてクリアな原子が運動。

連動した快楽が好調。

早いとこ。

象徴鬱屈大破みたいなとこに持ってきたいね。

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