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ハナを捨てよ、庭へ出よう/軽井沢レイクガーデン編/1

連日のノルマのルーティンから限りなく遠くにある別の世界。
夢のような物語が展開されている幻想の世界。
今生きているこの世界。
同じ時を刻んでいる別の世界がこの世に無限に存在していることを僕らは知っている。
ここではないどこかが全て夢の場所になるわけではないし、自分が生きているこの横浜も、誰かにとっては幻想の世界になるのかもしれない。
結局は無い物ねだりということだけなのかな?。
そんなこと言ったら身も蓋もないけど。
たくさんの人々がひしめき合って生きている首都圏内。
そこからそれほど時間かからないで到達できる幻想の世界。
お休み取れたら気軽に行ける別天地。
みなさんにとってそれぞれここという場所を持っているんじゃないかと思います。
人や物が激しく行き来する場所。
そこでの緊張感からパーンとはじき出されるように迷い込んだ夢の国。
そんな妄想じみた物言いもしたくなるような場所が自分にもあります。
それが軽井沢という土地。
暇とお金がある人が集う場所という固定観念もあって、自分には絶対肌が合わないという先入観がありました。
でもそんなこともなく、逆に今までに感じたことのない風景と街の様子にすっかり心奪われてという次第。
酷暑と表現されてるこの頃の生き延びるのも大変な季節に逃げ込める清涼感のある場所というのは数々あるのだけど。
なんか、軽井沢というのは違う。
特別感というものがあると思う。
美味しくて素敵な飲食店。
魅力的な商品が並ぶ商店街やショッピングセンター。
絶景を誇る自然美。
ゴルフ場とかスキー場の娯楽施設。
美術館とか博物館の文化施設。
こんな観光資源を備えた場所は他にもたくさんある。
逆に十分ほど抱えてる故にこれといった特徴がないとも思える。
それでも他じゃなくて、軽井沢行きを選択してしまう魅力って何なんだろう?。
その問いに答えることはとっても難しい。
ただ、一つ言えるのは、ある場所を訪れたいという欲求がなくなることがないから。
その場所があるということが軽井沢を自分にとっては特別にしている。
そういう場所があるから軽井沢に何度も足を運ぶ強いモチーフになっているんで。
その場所は二つあって、一つは雲場池。
そして、もう一つはこれから話していこうと思っている軽井沢レイクガーデンなんです。

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