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kamisama

神様が腐ったリアルと超マジで胸ぐら掴んで殴り合ってる。
形相のすごさに一瞬冷めて目をそらした。
けど。
知らない間に自分も返り血浴びてることに気づいた。
だんだんとわかってくる。
頭でわかってくるんじゃなくて。
五感通じてもろに中身に伝わってくる。
神様は僕らのために戦ってるんだ。
なりふり構わず。
力全部振り絞って。
そしてボロボロに傷ついて。
もしかしたら死んじゃうかもしれないし。
そういう次元のね。
僕らはその波動を受けて涙を流し続けることしかできない。
無能感を呪ってしまうんだけど。
それはそれでいいのかな?。
見届けること。
それができることだけで。
命を差し出してもいい。
自分がささやかに願っている未来。
もうなくなってもいいかも。
そんな心持ちに落ちてく。
神様はいつも戦場に立っているんだ。
今まで見過ごしてた。
知らないふりしてた。
もうそういう場所に戻ることはできなくなっちゃったんだよ。
体が壊れて崩れてしまうまで。
心に世界が映らなくなるまで。
神様の姿と共にある。
神様が歌っている限り自分は死なない。

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