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無限ループ

までのクソ狭い世界を抜け出す力に気づいた。その力、ポテンシャルを最高の状態に持ち上げてく方法。探しまくった。試行錯誤ってやつを再三再四繰り広げ体で試した。そして目の前を遮ってた壁。跳躍ようやく飛び越えた。遠くへ遠くへ遠くへ。知らない見たことのない。そういう望んだ世界へ飛び込めたつもり。でも気づいてしまった。より高いステージに上がると。はるかにたらない自分の資質っていうか。下の世界で軽く泳げていたはずの自分の能力。もうそんな力じゃどうにもこうにも泳ぎ切れない世界。そしてやってくる巨大な絶望。もう下には戻れない。無い物ねだりで愚痴ってるくらいがちょうどいい。絶望に打ち勝って。さらに天文学的な絶望へと向かっていかないことには。死ぬって選択しかないんだ。ゆるいとかスローとか癒しとか。そういう言葉はもう聞くことも発することもできない。世界と意識がずれて。多分たくさんの自分が自分を狙ってくる。それをやり過ごす方法必死で見つけないと。うっかりするとやられちまうんだけど。やり返すこともまた危ない。狙ってるのも狙われてるのも自分だし。自分的には死ぬまで死なないつもりでいる。だから無限に増殖する絶望した自分をかわして。さらに次の壁を破壊して飛翔しないとね。その先のことを考えると背筋が凍るんだけど。生まれ落ちた時からこうなることが運命なんだから。しょうがないよな。人は苦しむことの無限ループをくりかえすだけの肉の塊。

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