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「リスボン」をお勧めする7つの理由

こんにちは。
ネタ記事っぽいタイトルにしてみました。笑
でも中身は真面目にいこうと思います。

それなりに海外旅行に行って、どの町が好きかと問われると「フィレンツェが1番好き」と答えるのですが、次点で好きな街は「リスボン」です。
行ってみて分かったリスボンの魅力を自分なりにまとめてみようと思います。
私が訪れたのは2018年のゴールデンウィークです。

写真はNikon D850 + 24-70mm f/2.8 E、
路面電車の写真2枚は70-200mm f2.8 Eです。

その1 坂道が楽しい!?

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ユーラシア大陸の最西端に位置するポルトガル。リスボンは、テージョ川の河口に広がる街。起伏が激しく、別名を「7つの丘の街」とも言われています。
緩やかな坂というよりも急激なアップダウンを繰り返す旅行者泣かせの街ではありますが、坂道登るとちいさな広場があったり、展望台があったり、その起伏の恩恵により街の表情をとても立体的に感じることができます。
CMで有名な消臭力の丘もリスボンにあります。

その2 古い街並みが残っている

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リスボンは1755年のリスボン大地震により街の大部分が被害をうけたそうです。
市内でも唯一被害を免れたのが「アルファマ」地区で、ここは古いヨーロッパの街並みを今も残しており、細い小径と鮮やかな外壁が織りなす美しい迷路のような街は時間を忘れてしまうほど素敵な世界へと導いてくれます。

その3 路面電車やケーブルカーがある

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市内には地下鉄も走っていますが、リスボン名物とも言える路面電車(トラム)は、起伏が激しいリスボンの移動手段としては欠かせない乗り物です。なかでも28番線は主要なスポットを結ぶ路線として観光客に大人気。途中の駅で乗ろうとしても満員で乗れない…なんてこともあります。急な坂道をクルマとすれすれに、ギシギシと音を立てて走るトラムはアトラクション感覚で楽しめますよ。

その4 遥かなる大西洋に大航海時代の浪漫を感じる

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市街地の隣の街、ベレン地区には大航海時代の英雄を讃える「発見のモニュメント」や、16世紀に要塞として建設され、現在ではユネスコの世界遺産に指定されている「ベレンの塔」があります。この辺りの川辺は散歩をするのに心地よく、この日はたくさんのヨットが風を受けてテージョ川を行き交っていました。

その5 食事が美味しい

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お隣スペインやイタリアの料理がおいしいというのはご存知かと思いますが、ポルトガルの料理は庶民的ですが、不思議なくらい私たち日本人の味覚にマッチします。
トマトと魚介の出汁を活かした煮込み鍋「カタプラーナ」や、干し鱈「バカリャウ」など、魚介をふんだんに使った旨味を感じるシンプルな料理が特徴です。スペインやイタリアほどオリーブオイル過剰ではなのもうれしいポイント。高級店でなければ物価もそれほど高くないので節約旅行でも十分楽しめると思います。

その6 スイーツがおいしい

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リスボンのエッグタルト通称「パステル・デ・ナタ」は生地がパリパリで「ナタ」と呼ばれるクリームも濃厚でとても美味!パウダーシュガーやシナモンをたっぷりとかけて食べるのがオススメです。ジェロニモス修道院のすぐ近くにある店「パステル・デ・ベレン」が最も有名で行列が途絶えることはありません。店内は外観からは想像がつかないほど広いので、行列に諦めずに本場の味をぜひ堪能してください。並んでも後悔しない美味しさです。

その7 近郊にも気軽に足を伸ばしやすい

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意外と言っては失礼ですが、時間通りに運行しているのがポルトガルの鉄道。日本からもネットで予約できるので、一足伸ばして別の街に行くのも簡単です。
大学で有名なコインブラや、ポルトガルのベニスとも呼ばれるアヴェイロ、風光明媚なポルトなども高速鉄道でいけるので是非、足を伸ばしてみてください。

ポルトに関しては別の記事で書こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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