『スマホやパソコン苦手だからデジタル化反対』の意見について
まだ『スマホやパソコン苦手だからデジタル化反対』のような意見が多いと思います。
例えばテレビの前に座ってテレビに向かって話しかけるだけで、区役所に行かなくても住所変更や各種手続きができたり、銀行の残高が見れたり、お医者さんと相談できたり、そんな生活になりますよというような具体的なイメージを示してあげることが必要だと思います。
以下のようなよくある不安不満に対してもいちいち答えを提示してあげましょう。
・スマホの小さな画面にちまちまIDやパスワードを打ち込むなどは全く必要ないです。
- あなたの顔を見て自動的にあなただと気づいてくれるようになります。
・必要事項をカチャカチャ打ち込むこともないです。
- あなたが話す内容を自動的に聞き取ってくれるようになります。
逆に言えば、行政のデジタル化を担当する方たちにはそこまでの終着地としての世界を思い描いた上で、行政のデジタル化を考えることをお願いしたいです。
決してスマホ、パソコン上で『Webで各種手続きができるようになりました』で終わってはいけないし、終わると思って欲しくないです。
その時には、河野大臣、平井大臣ではないかもしれないので、省庁自体の事業の継続性にもかかわるのでしょうが、やるからには最後まで【スマートに完結】して欲しいと願っています。
上の一見、《夢のような世界》は実はもうすでに技術的には全然可能で、条件さえ整えばすぐにでも実現するのだということを一般の人は理解できていないと思います。
だからこそ、そういう事実をもっともっとアピールしていかないと、今現時点でのスマホやパソコンを扱えないと言うだけで拒否感を持たれてしまうのは全くもったいないです。
今のスマホやパソコンは専門家でもお世辞にも使い易いとは言い難く、使いづらいし優しくないのは確かです。
ましてやそういった機器に不慣れな方たちにとっては、『こんなもの上に作られたサービスなんかたまったもんじゃない』と感じてしまうのは至極当然です。
行政のデジタル化を進めていく上で、スマホやパソコンが苦手な方も全く心配いらない【1人も置いていかない】方針であることをもっと大々的に打ち出すべきで(現時点では一般向けには全く聞こえていないに等しいと思う)、その時に上のような【生活に与える変化の具体例】(と共にできれば絵面)を示し、【あなたもストレスなくその恩恵を受けることができるようになりますよ】的メッセージ(イメージ)を発出することが各層の国民の協力を得るために効果的かと考えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?