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Gemini 1.5 Pro・Flash のGAリリースとAPIアップデート

Gemini 1.5 Pro・Flash のGA(安定版)リリースとAPIアップデートについてまとめました。

Gemini 1.5 Pro and 1.5 Flash GA, 1.5 Flash tuning support, higher rate limits, and more API updates


1. Gemini 1.5 Flash および 1.5 Pro の安定版リリースと使用料金

無料枠に加えて、開発者は本日より、Google AI Studio で課金アカウントを有効にすることで、より高いAPI レート制限を解除できるようになります。

Gemini 1.5 の使用料金の詳細については、「Gemini APIの料金」を参照してください。

2. Gemini 1.5 Flash のレート制限の引き上げ

「Gemini 1.5 Flash」のレート制限を1分あたり1,000リクエスト (RPM) に引き上げ、1日あたりのリクエスト制限を撤廃しました。「Gemini 1.5 Pro」のレート制限は現時点では変更されませんが、さらに高い制限が必要な場合は、レート制限リクエストフォームでプロジェクトとユースケースの詳細を入力することで、対応してもらえる可能性があります。

3. Gemini 1.5 Flashのチューニング

6月17日に「Gemini 1.5 Flash」のチューニングのサポートを開始します。チューニングは、「Google AI Studio」と「Gemini API」の両方で直接サポートされます。現在、チューニングは無料で、チューニングされたモデルを使用してもトークンごとの追加コストは発生しません。チューニングの詳細については、Gemini API ドキュメントを参照してください。

4. JSONスキーマモード

今年初め、「Gemini API」と「Google AI Studio」で JSON モードをリリースしました。本日より、モデルが応答する JSON スキーマを指定できるようになりました。これにより、定義済みの構造に従う、特定のテキストのみを出力するなど、特定の出力制約にモデルを準拠させる必要がある多くの新しいユースケースが可能になります。JSON スキーマ モードの詳細については、Gemini API ドキュメントを参照してください。

5. Google AI Studio のモバイルサポートとライトモード

「Google AI Studio」で開発者の柔軟性を高めるため、設定パネルで好みの UIモード(ライトまたはダーク)を選択したり、システムのデフォルトを使用したりできるようになりました。また、「Google AI Studio」の最初のモバイル改善セットを展開し、外出先でマルチモーダルプロンプトをすばやくテストできるようになりました。



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