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Unity ML-Agents Release 18 の変更点

Unity ML-Agents Release 18」がリリースされました。軽い修正のみになります。

前回

1. パッケージのバージョン

「Unity ML-Agents Release 18」のパッケージのバージョンは、次のとおり。

・com.unity.ml-agents (C#) v2.1.0-exp.1
・com.unity.ml-agents.extensions (C#) v0.5.0-preview
・ml-agents (Python) v0.27.0
・ml-agents-envs (Python) v0.27.0
・gym-unity (Python) v0.27.0
・Communicator (C#/Python) v1.5.0

2. マイナーな変更

◎ com.unity.ml-agents / com.unity.ml-agents.extensions (C#)
・Barracudaを2.0.0-pre.3に更新。
・Agentがない状態で「Behavior Parameters」を追加するとNullReferenceExceptionが発生する問題を修正。
・VectorSensorComponentのエディタにスタッキングオプションを追加。

◎ ml-agents / ml-agents-envs / gym-unity (Python)
・cattrsの依存関係のバージョンを1.6にロック。
・非常に小さな画像入力がある環境のために、完全結合ビジュアルエンコーダを追加。
・Python API の使用方法を説明したColabノートブックをリポジトリに追加。

3. バグ修正

◎ com.unity.ml-agents / com.unity.ml-agents.extensions (C#)
・「RigidBodySensorComponent」が、有用な観測結果を得られない方法で使用された場合に警告表示。
・ドキュメントを更新し、GridSensorが2D環境では動作しないことを表記。
・エピソード完了時に最後の観察データを収集する前に、センサーが正しくリセットされない不具合を修正。

◎ ml-agents / ml-agents-envs / gym-unity (Python)
・連続行動を持つSACのターゲットエントロピーの計算が間違っていたので修正。
・TensorBoardでヒストグラムの統計情報が正しく報告されない問題を修正。
・ResNetエンコーダーを使用したモデルをインポートする際のエラーを修正。


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