Google AI Studio で つくよみちゃんの会話テキストデータセット による Gemini の チューニングを試す
「Google AI Studio」で「つくよみちゃんの会話テキストデータセット」による「Gemini」のチューニングを試したので、まとめました。
1. つくよみちゃん会話AI育成計画(会話テキストデータセット配布)
今回は、「つくよみちゃん」の「会話テキストデータセット」を使わせてもらいました。「話しかけ」と、つくよみちゃんらしい「お返事」のペアのデータが470個ほど含まれています。
2. データセットの準備
データセットの準備手順は、次のとおりです。
(1) サイトから、「会話テキストデータセット」(xlsx) をダウンロード。
(2) Googleドライブのマイドライブのルートに「会話テキストデータセット」(xlsx)をアップロード。
(3) Googleドライブで「会話テキストデータセット」(xlsx) を開いて、メニュー「ファイル → Googleスプレッドシートとして保存」で保存。
3. 学習の実行
学習の実行手順は、次のとおりです。
(1) 「Google AI Studio」を開き、「New tuned model」の「Import」を選択。
(2) 「会話テキストデータセット」(Googleスプレッドシート) を選択。
(3) 「Use first row as headers」をチェックし、「話しかけ」列を「New input column」、「お返事」列を「New output column」を選択して「Import XXX examples」を押す。
(4) 「モデル名」と「モデル説明」を指定し、「チューニングするモデル」(gemini-1.0-001のみ)を選択し、「Tune」を押す。
(5) 学習完了を待つ。
5分ほどで学習完了します。
4. 推論の実行
推論の実行手順は、次のとおりです。
(1) 「My library」に追加されてる新規モデルを選択し、「Use in Freeform prompt」を押す。
(2) 質問応答。
好きな食べ物が「絵に描いた餅」なのは、つくよみちゃんならではです。
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