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OpenAI の Assistant Playuground の Function Calling を試す

「OpenAI」の「Assistant Playuground」の「Function Calling」を試したので、まとめました。

前回


1. Function Calling

「Function Calling」は、アシスタントに関数定義を指定することで、呼び出す必要がある場合に、関数呼び出しの要求を返すことができます。関数呼び出しの要求時には「Run」は一時停止され、関数呼び出し結果を提供することで「Run」は続行されます。

2. アシスタントの作成

アシスタントの作成手順は、次のとおりです。

(1) 「Playground」を開き、タイトル横の「Assistants」を選択し、「+Create」を押す。

(2) WebUIで以下のように設定。

・Name : お天気ボット
・Instructions : あなたはお天気ボットです。 提供されている関数を使用して質問に答えます。
・Model : gpt-4-1106-preview

(3)「Function Calling」に以下の関数定義を追加して、「SAVE」ボタンを押す。

{
    "name": "getCurrentTemperature",
    "description": "特定の場所の現在の気温を取得",
    "parameters": {
        "type": "object",
        "properties": {
            "location": {"type": "string", "description": "場所 (例:東京)"},
            "unit": {"type": "string", "enum": ["c", "f"]}
        },
        "required": ["location"]
    }
}

(4) 「群馬県の現在の気温を教えてください。」と入力して「Add and run」ボタンを押す。
「Add」はスレッドにメッセージを追加するだけです。アシスタントに返信を要求するには「Add and run」を押します。

(5) 関数呼び出しの要求が表示されたら、関数呼び出し結果を手動で入力して、「Submit」ボタンを押す。
実環境では、「Assistant API」で関数の呼び出し結果を提供します。

(6) 結果を確認。

次回



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