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OpenAI の Assistant Playground の Retrieval を試す

「OpenAI」の「Assistant Playground」の「Retrieval」を試したので、まとめました。

前回


1. Retrieval

Retrieval」は、製品情報やユーザーから提供されたドキュメントなど、モデル外部からの知識を取得して、アシスタントを強化する機能です。ファイルをアップロードして「アシスタント」に渡すと、自動的にドキュメントをチャンク化し、埋め込みのインデックスを作成して保存し、ユーザーの質問に関連するコンテンツを取得するベクトル検索を提供します。

2. ドキュメントの準備

今回は、マンガペディアの「ぼっち・ざ・ろっく!」のドキュメントを用意しました。

・bocchi.txt

3. アシスタントの作成

アシスタントの作成手順は、次のとおりです。

(1)  「Playground」を開き、タイトル横の「Assistants」を選択し、「+Create」を押す。

(2) WebUIで以下のように設定して、SAVEボタンを押す。

・Name : QAチャットボット
・Instructions : あなたはQAチャットボットです。 ナレッジベースを使用して、ユーザーの質問に最大限に対応します。
・Model : gpt-4-1106-preview
・Retrieval : ON
・FILES : 用意したドキュメント(bocchi.txt)をアップロード

(3) 「ぼっちちゃんが得意な楽器は?」と入力して「Add and run」ボタンを押す。
「Add」はスレッドにメッセージを追加するだけです。アシスタントに返信を要求するには「Add and run」を押します。

(4) 結果の確認。
正解です。



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