pyopenjtalkのインストール

「pyopenjtalk」をインストールする方法をまとめました。

1. pyopenjtalk

「pyopenjtalk」は日本語文章を音素表記に変換してくれる便利ツールです。

r9y9/pyopenjtalk

音声合成の際に役立ちます。

2. pyopenjtalkのインストール

以下のコマンドでインストールします。LinuxとmacOSをサポートしています。

$ pip install pyopenjtalk

pyopenjtalk

3. pyopenjtalkの動作確認

以下のスクリプトで動作確認します。

import pyopenjtalk
print(pyopenjtalk.g2p('こんにちは'))

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4. pyopenjtalkのAPI

◎ pyopenjtalk.g2p(*args, **kwargs)
Grapheme-to-phoeneme (G2P) 変換を行います。これは、run_frontendの便利ラッパーになります。

・text (str) - Unicode日本語テキスト。
・kana (bool) - Trueの場合、発音をカタカナで返す。それ以外の場合は音素で返す。デフォルトはFalse。
・join (bool) - Trueの場合、音素またはカタカナを1つの文字列に連結。デフォルトはTrue。
・戻り値 (str or list) - joinがTrueの場合はstr、Falseの場合はlistを返す。

◎ pyopenjtalk.run_frontend(*args, **kwargs)
OpenJTalkのテキスト処理フロントエンドを実行します。

・text (str)  - Unicode日本語テキスト。
・verbose (int) - 冗長性。デフォルトは0。
・戻り値 (tuple) - NJD_printとJPCommon_make_labelのペア。後者は、HTSスタイル形式のフルコンテキストラベル。

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