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Unity ML-Agentsのリポジトリのバージョンとパッケージのバージョン

1. Unity ML-Agents のリポジトリのバージョンとパッケージのバージョン

Unity ML-Agents」のリポジトリは、2020年4月30日に「Release1」、その20日後に「Release 2」がリリースされました。一見、メジャーバージョンが増えて、大幅更新されたされたように見えますがそうではありません。「Release X」の番号は、リリース毎に増える連番になります。

「Unity ML-Agents Release 1」には、以下のパッケージが含まれています。

com.unity.ml-agents (C#) : v1.0.0ml-agents (Python) : v0.16.0ml-agents-envs (Python) : v0.16.0gym-unity (Python) : v0.16.0

「Unity ML-Agents Release 2」には、以下のパッケージが含まれています。

com.unity.ml-agents (C#): v1.0.2ml-agents (Python): v0.16.1ml-agents-envs (Python): v0.16.1gym-unity (Python): v0.16.1

パッケージのバージョンを見ると、リビジョンのみが増えています。若干の不具合修正が行われたのみであることがわかります。

2. Unity ML-Agentsのパッケージの個別インストール

「Unity ML-Agents」のパッケージは、個別にインストールすることもできます。

「com.unity.ml-agents (C#)」でインストールできます。

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Pythonパッケージはpipでインストールできます。

$ pip install mlagents==0.16.1
$ pip install mlagents-env==0.16.1
$ pip install gym_unity==0.16.1

しかし、パッケージの利用は、「Unity ML-Agents Release X」で定義されたパッケージのバージョンの組み合わせ以外は推奨されないため、リポジトリ経由で一括でインストールした方が安全です。


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