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春学期櫻田ゼミ生座談会 01 / 熱量が高い人が集まる初回に飛び込むしかない

NewsPicksアカデミアでは、2018年4月に「アカデミアゼミ」を開講しました。

アカデミアゼミは3ヶ月全6回の集中講義スタイルで、Facebookグループでのやりとりも活発に行われています。

そこで今回は、NewsPicksでインフォグラフィックエディターとして活躍されている櫻田潤さんのゼミ(全6回の講義でテーマは「ビジュアル思考とプレゼン術」)を取材。それぞれの思いを持って、ゼミに参加しているゼミ生3人にお話しを伺いました。

櫻田さんのノート術、わかりやすさに惹かれて

司会:今日は集まっていただきありがとうございます。まずは自己紹介と一緒に、ゼミに入ったきっかけをうかがえればと思います。 

寺田:はい、寺田有汰と申します。仕事は医療機器メーカーのエンジニアで、実際にモノを作るところのサプライチェーンの仕事をしています。

もともと、NewsPicksの記事や仮装通貨のまとめ記事をみていて、難しい内容なのにすごくわかりやすく頭に入ってくるなって思っていて。

こういうデザインが自分でも使えるようになったら、仕事に役立てるのではないかと気になっていました。

そう思っていたところにゼミが始まったので入ったという感じです。

三嶋:三嶋春菜と申します。よろしくお願いします。システムのITベンダーでコンサルタント業務をしていて、画像編集ソフトやデジタルマーケティングの分析ツールを扱っています。

今の仕事は提案書を書く機会が多いのですが、上司が広告代理店出身なので、提案書のクオリティ、トンマナというのに非常に気を遣う人間なんですね。

上司くらいのレベルになりたいなと思って、ゼミに参加させていただきました。

片橋:片橋勇人と申します。よろしくお願いします。飲食業界で働いています。

上司にプレゼンをする際、これまでは文字しか使っていなかったんですが、そこに図を入れるとか、短いメッセージで伝えるっていうことが出来るとすごく生産性があがるなと思ってゼミに入会を決めました。 

司会:みなさん仕事に役立てる意識をもって入られたんですね。ちなみに、櫻田さんのことはご存知でしたか?

寺田:僕はLivePicksで知ったんですよ。たしか、前田(裕二)さんの特集をやった時に出てきたんですよね、櫻田さん。(2017年11月30日のLivePicks 「前田裕二のノート術に迫る」に櫻田さんが登場。自身のノートを公開。)その時、櫻田さんのノートを見て、衝撃を受けたんです。 

▼前田さんのノート術記事

片橋:あ、一緒です! 

寺田:それにやられたって感じですね。 

片橋:お風呂に入っているときに一番リラックスしてアイデアが浮かぶという話がでてきましたよね。
普段は右脳しか使っていないけど、左脳と右脳を行ったり来たり出来る時間がお風呂。シャワーを浴びている時でもふとアイデアが浮かんで、その時にメモしたり、ノートに書くからくちゃくちゃになるという話が印象的でした。 


寺田:たぶん、見た動画一緒ですね!そこでNewsPicksのインフォグラフィックのデザインって、こういうプロが全部仕切ってやってたんだってのを知ったんです。

司会:確かに。まだインフォグラフィックを取り入れているところ、日本ではまだ少ないですよね。

三嶋:私は、ゼミに入るまで櫻田さんのことは知らなかったです。

司会:えっ!それで9万円(ゼミ6回分講義)を払うって勇気いりませんでしたか?

三嶋:特に抵抗はなかったですね。実は去年まで大学院に通っていたのですが、1科目のお値段が15万くらいするんですよね、大学院って。

それに比べると全然安いなと思って。

でも、一番の決め手は初回の募集だったからというのが大きいです。
はじめての取り組みには絶対一番熱量が高い人が集まる。これは飛び込むしかないって。

スライド100枚斬りにしびれた

司会:今日がゼミ4回目なので、すでに半分が終わりましたね。印象的だった講義はありますか?

寺田:前々回(ゼミ2回目)の課題が、各班各自がNewsPicksBooks「AIとBI(AIとBIはいかに人間を変えるのか)」を読んできて、構造化してきてくださいという課題があったんですよ。

で、その構造化した図から、今度は一人ひとりが図解を三つ作ってきてくださいという課題があって。
ゼミ3回目の講座のときに、作ってきた図解一つ一つ全部に対して、櫻田さんがコメントしてくれたんです。

司会:しかもその場でコメントしてくれるんですよね。 

寺田:そうそう、フルで2時間使って。しかも、一つ一つの課題にこうした方がよいと思います、という模範解答みたいなものも用意してくれて。 

ツイッター見ている限りでは、前日くらいから作ってくれていたみたい。(笑)

片橋:櫻田さんが「自分だったこうする」と訂正したバージョンを見せてくれたことで、新たな気づきが得られたのはすごくよかったなと。

三嶋:一番「おっ!」って思ったのが、楕円でAI, BIを書いていた方がいたんですけど、それを櫻田さんは、これをちゃんとした丸にしないとって。

要は楕円はナチュラルな形じゃないから、丸の方がいいって仰ってて。

そういう視点はなかったから、あ、これは次の資料作成からすぐ使える!と思って。ありがたかったですね!  

寺田:他の人への指摘もためになったのでノートにまとめていました。

ノートにがーっとメモして。ゼミ課題の内容をまとめて、手書きメモで殴り書きしたものを最終的に、清書用のノートに書き写してTwitterやFacebookでシェアする。

司会:シェアをどんどん積極的にしようっていうお話しもされていましたよね。 

ゼミで学んだことや、櫻田さんがおすすめされていたことを実践されているのはとても素晴らしいですね。

(写真:第五回のゼミ風景。六本木トライセブンにて)

櫻田さんは、春に引き続き夏もゼミを担当。今回のテーマは、「インフォグラフィック入門」です。

(つづく)

※次回 春学期櫻田ゼミ座談会02 / ゼミからのアウトプットが活かされ、続く学びの場

ゼミ座談会参加者:寺田有汰 三嶋春菜 片橋勇人

司会:最所あさみ 柴山由香 大久保慶子
文:大久保慶子
写真:池田実加 神颯斗
編集:最所あさみ

書き起こし:おおたゆき 松澤優子 瀬口賢吾

NewsPicksアカデミアでは、他にも魅力的な夏学期ゼミの参加者を募集しています!


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