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5年間積み立てたインデックス投資の成績が素晴らし過ぎる。しかし…。

私は、全世界株式インデックス投資を主軸(コア)として、投資効率を最大化させるために、小型成長株への集中投資とレバナス投資をサテライト枠として実践しています。

〇 全世界株式インデックス投資(5年目)
・先進国株式インデックス 月60,000円
・新興国株式インデックス 月8,000円 
合計68,000円を毎月積み立て投資中です。

投資の主軸となる全世界株式インデックス投資では、5年目を迎えております。今であれば、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)という超低コストで自動リバランスをしてくれる非常に使い勝手の良いインデックスファンドがあるのですが、私が積立投資を開始した2017年にはまだ登場しておりませんでした。

そこで、先進国株式と新興国株式の比率がオール・カントリーと同じになるように、先進国株式インデックスに月60,000円、新興国株式インデックスに月8,000円を投資しています。
これにより、全体の比率として先進国株式に88%、新興国株式に12%を投資していることになります。

5年間積み立てた投資成績は、執筆時点で
・先進国株式インデックス +1,945,641円
・新興国株式インデックス +74,714円
合計で約200万の含み益が出ております。

ご覧のように過去5年の先進国株式の投資成績が非常に良かったため、先進国株式90.5%、新興国株式9.5%と先進国株式の保有比率が若干大きくなっています。

先進国株式と新興国株式を一つにまとめたオルカンのような全世界株式インデックスファンドであれば、自動的にリバランスを行ってくれるため、更に投資効率が高まると思いますが、比率がそこまで大きく崩れている訳ではありませんので、このままリバランスはせずに積立投資を継続していきたいと思います。

それにしても、過去5年間の米国経済が右肩上がりだったとはいえ、ここ最近の下落を考えたら、先進国株式インデックスファンドの投資成績は凄まじいものがあります。年率で見れば12%を超えています。

コロナで暴落が起きたとしても、サーキットブレーカーが発動したとしても、今のように下落相場に突入したとしても、全世界株式インデックスファンドに関しては、決めた月の投資額を愚直に積み立てていくことで、着実に資産形成が出来ていることを実感しました。

今、世界経済は年初来で20%近くの下落となっていますが、毎月決まった金額を投資するドルコスト平均法は、ドル資産を分散して購入できているため、株価が下落しても円安局面では力を発揮します。

年率12%の投資成績は、100点満点と言って良いでしょう。


次に小型成長株の投資成績です。

私は、集中投資を行っているため、投資先はN社だけとなります。

〇 小型成長株への集中投資
N社 1800株 -3,972,006円

N社への投資は、2021年6月から購入しており、買い増しを続けた結果、現在は1800株を保有し、含み損は約400万となっています。

結論から申し上げます。

N社への投資は完全に失敗です。

株式投資は、安い時に買って高い時に売るのが鉄則です。

株式投資の基本を逸脱しており、2021年6月の初回購入が最も高い株価で、その後、ナンピン買いをした結果が今の酷い投資成績に繋がっています。

これは、N社が良い会社とか悪い会社とか、そういう問題ではありません。

まだ業績が残せていない不確実な会社に対して、将来の期待感だけで買い増してしまったことが失敗の原因です。

創業して間がない会社というのは、最初は期待感が先行して株が動く、つまり割高になりやすいことを心得ていませんでした。これは先走り過ぎたと失敗を認めます。

N社への投資をするのであれば、商品の拡販体制が整い、事業拡大の目途が立ち始めた今の時期が投資タイミングの最適解だったと猛省しています。

しかし、N社の将来性を考えた場合、今の1000円程度の変動は、将来の時価総額から見たら僅かな変動幅にしか過ぎないと考えます。

既に落ちるところまで落ちているため、あとは上がるだけだと信じたい。ここまで来たらN社の行く末を最後まで見届けるしかありません。

今後ポジション整理のため、保有株数を減少させることはあるかもしれませんが、2030年まで全部売却することはありません。

個別株投資の利点は、上場廃止にならなければ、余計な保有コストが掛からないところです。また、N社にあっては貸株金利が高いため、毎月15000円程度の金利を受け取っています。含み損から見れば、受け取る金利は微々たるものですが、月15,000円というのは子供の習い事2つ分に相当するため、馬鹿にならない金額です。

個別成長株への集中投資に点数を付けるとしたら残念ながら10点でしょう。


最後にレバナス投資です。

私は、2022年5月から楽天レバレッジNASDAQ100に投資しています。

レバナス投資は、投資開始時に掲げたMyルールに則って投資を行っています。
レバナス投資のMyルール|np2030@資産運用|note

〇 レバナス投資
楽天レバレッジNASDAQ100 -41,016円

レバナス投資には、NASDAQ100指数に着目して月5~10万を積立投資しています。

全世界株式インデックスとは異なり、レバナス投資ではいかに安い時に仕込めるかというタイミングが重要視されるため、経済の大局を捉えることが大切であると考えています。そのため、レバナスに関してはMyルールを順守することを心掛けています。

現状は含み損を抱えていますが、これは想定の範囲内です。NASDAQ100指数が崩壊する可能性は考え難く、今は仕込み時だと考え、ルールに則って積み立てています。

レバレッジが掛かっているため、コアとなるインデックス投資と比べるとリスクが大きくなりますが、小型成長株への集中投資に比べれば確実性が高い投資だと考えています。

まだ投資して間もないですが、今のところ予定通りに積み立てが進んでいるため、点数は60点としておきます。

以上のとおり、

  1. 全世界株式インデックス投資

  2. 小型成長株への集中投資

  3. レバナスへの積立投資

を実践中です。

小型成長株の含み損が足を引っ張り、全体で含み損を抱えている状況です。

しかし、小型成長株への集中投資はFIRE達成を目指す2030年への未来投資であり、長期投資と完全に割り切って、株価が上がってくるのを待ちたいと思います。

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