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9月の資産運用報告(債券続落で資産は下落!今後の債券投資戦略について)

9月は、全世界株式インデックスへの積立投資のみで、個別株(N社)と米国債券ETF(2621)への投資は行いませんでした。

長期米国債券の金利上昇は止まらず、債券市場は依然として厳しい情勢が続いておりますね。

特に、私が保有している東証米国債券ETF(2621)という商品は、「為替ヘッジ有り」のため、円安ドル高の局面ではコストも嵩み、基準価額の下落とヘッジコストのダブルパンチで資産は大きく目減りしています。

投資している金額が大きいため、含み損もかなり膨らんでいる状況であり、債券投資の難しさを身をもって実感しております。


昨年12月に米国の長期金利が高いと判断し、今年のどこかで利下げが行われるだろうと思い、債券を仕込んだ訳ですが、年内の利下げは絶望的、来年の利下げも疑問符が打たれているのが現状です。

利上げが継続し、長期金利が高止まりすれば、円安ドル高が進行することは至極当然の展開であり、今のドル円相場には何ら違和感を感じていない訳ですが、利下げが想定以上に先延ばしになったことは、大きな誤算でした。

利下げが起きれば、円高ドル安の局面に移行します。

この時、初めて2621の為替ヘッジが生きてくることになるのですが、利下げがいつになるか不透明というのが、債券投資家の頭を悩ませている一番の要因でしょう。

相場を予測することは、私のような凡人投資家やインデックス投資家には無用の長物ということでしょう。

相場は凡人投資家の予想とは逆に動くことは往々にしてある話で、大きなリターンを得ようと逆張りで立ち向かおうとすると、私のように大きな含み損(致命傷)を抱えることになります。

しかし、2621に関しては、少なくとも利下げが行われるまで、売る予定は全くありません。

むしろ、買い増していきます。

理由は、債券は個別株と異なり紙切れになることは無いからです。

債券の下落がいつまで続くのかは分かりませんが、債券も株式と同様に収益を生み出す金融資産であると考えるならば、いつかは相場の転換期が訪れるはずです。

転換期が先になればなるほど、株式の上昇相場に対する機会損失となる訳で、FIRE達成を目指している身としては大きな痛手となります。

しかし、私にとって米国債券は現金同等物という位置づけです。

転換期まで狼狽売りをせずに、こつこつと買えるときに買い集めていきたいと思います。


9月の資産運用結果は以下のとおりです。

【金融資産の変動】
〇 全世界株式  前月比-0.9%
〇 米国債券ETF  前月比-8.5%
〇 国内株(N社)前月比-11.0%
総金融資産 前月比-5.2%

前月比-5.2%という数字は、大したことが無いと思う方もいるかと思いますが、1500万以上を投資している場合には、給料の2ヶ月分を失っているのと同じですので、9月は大きな資産変動があったことになります。

5月のピーク時の資産からは300万近く資産を失っており、年内の資産2000万達成は疎か、前年比で減益の可能性の方が高くなってきました。

次にポートフォリオです。

資産1600万で運用中

全世界株式 50%⇒52%(⇧)
米国債券  33%⇒32%(⇨)
国内株式  17%⇒16%(⇩)

全世界株式インデックスの安定感はさすがですね。

投資初心者や私のような凡人投資家は、欲を出さずに、全世界株式や米国のインデックスファンド1本に投資すれば堅実な資産形成となるでしょう。

サテライト枠として購入している米国債券と国内株式が資産運用の大きな足かせとなっており、2か月連続で資産を大きく掘り下げています。

10月も、引き続き全世界株式インデックスファンドの積み立てを継続しながら、米国債券の買い増しを引き続き検討します。

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