見出し画像

小型成長株へ集中投資、急騰したN社への思いを語る。

保有する小型成長株N社が急騰

投資先で全く良いところの無かったN社の株価が急騰した。

N社に投資を始めて間もなく2年が経とうとしているが、最初に株式を購入してからずっと右肩下がりで、ここ最近も底値圏を彷徨っていた。

株価も5分の1まで下がり、その後、買い増しを続け、平均取得単価を下げるも、含み損は約400万まで達していた。

投資先のN社は創業して5年のベンチャー企業。

超小型株ということで、成長期待で投資はしていたものの、昨年までは時々開示されるIRと決算発表でしか、会社の実態を知る余地は無かった。

四半期に一度開示される決算発表が出るたびに、自己資本比率がどんどん低下していき、長期で投資したくても、本当にこの先の財務体制は大丈夫なのか、技術力がある会社であっても、経営を存続させることが出来るのか。

ベンチャー企業であるが所以のベールに包まれたままで、なかなか見えてこない会社の実態に株主として不安があった。

今年に入ってからも、株価は底値圏にあったが、買い増しする意思までには至らず、静かにN社の成長を見守っていた。

そして、一昨日。

N社が大手総合電機メーカー(S社)との業務資本提携を結んだ。

S社と言えば、世界中の誰もが知る、世界的多国籍コングロマリット企業であり、日本のエレクトロニクス分野を牽引してきた超大手である。

N社のような無名のベンチャー企業にとって、今回のS社との提携は、会社のネームバリューを大きく上げていくことは間違いないだろう。

上場当初から、早期のグローバル展開を目指していたN社にとって、S社の後ろ盾は非常に心強いし、東南アジアでのスマートシティ事業においても、大きくプラスに働くはずだ。

今年に入ってからは、N社のグループ企業による情報発信を目にすることが増えてきた。ホームページも刷新されている。

今までN社に足りなかった人的資本と企業価値の2つが備わりつつあり、会社という集合体が大きく膨らんできているのを感じている。

事業の実態が見える化されてきたのは、株主としてとても心強いし、大きな安心材料となる。

S社との業務資本提携により、株価が急騰しているが、N社の躍進はまだまだこれからだと信じている。

N社の未来がますます楽しみになった。


小型成長株に投資するなら長期投資

私はN社という小型株に集中投資をしています。N社のポテンシャルに期待して投資をしている訳ですが、基本的には小型成長株の集中投資はお勧めしません。投資するならば、リスク許容度の範囲内で長期で向き合う覚悟のうえで投資することを推奨します。

成長株投資は、その名の通り、将来の「成長性」に期待を込めて投資をするものであり、10年先の会社の姿に創造を膨らませて投資をするものです。

成長性を逆手に取って、値動きの激しさから短期で参入される投資家も数多くいると思いますが、成長株投資で大きなリターンを狙うなら長期投資が賢明です。

株式投資は、「結婚」と似ていると言いますが、N社のような無名のベンチャー企業への投資は「子育て」と似たような感じです。生まれたばかりの赤ん坊は一人で歩くことすらできませんが、やがては成長期を迎え、立派に一人立ちをしていきます。

今回、N社と業務資本提携を結んだS社も創業時は従業員約20名の小さな会社からスタートしています。

100年以上の実績を積み上げて今があるわけですね。

N社は創業してまだ5年。

将来の成長性を信じて投資するならば、この時期に株券を売るということは、長期投資の本質に反する行為となります。

個人投資家の最大の強みは、投資期間に期限が設けられていないことです。

つまり、死ぬまで永久保有が可能であるということです。

私は、N社の行く末を今後も温かく見守っていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?