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現金比率を高め、更なる下落に備える

私は、全世界株式を対象としたインデックス投資に毎月68,000円を積み立てています。

そして、2030年FIRE達成に向けて、投資効率を最大限に高めるため、日本の小型成長株に集中投資を行い、5月からは月100,000円のレバナス投資を開始しました。

レバナスの投資戦略については、過去のnoteを読んで頂けたらと思います。

レバナス投資のMyルール|np2030@資産運用|note

全世界株式インデックス投資については、資本主義社会において、「世界経済は長期的に見れば右肩上がりに成長していくもの」という理論に基き、半永久的に積み立てていくもので、私の投資戦略の主(コア)となるものです。

これに対してレバナス投資は、「昨年までバブルのように割高水準まで上がっていたNASDAQ100指数は、しばらくの間は株価が低迷するだろう」という個人的な予測に基き、新たな投資戦略としてサテライト枠で5月から運用を開始したものです。

実際にレバナス投資を始めて、間もなく3か月となりますが、「意外にもNASDAQ100指数は下がらず、底堅い動きをしている」というのが正直な感想です。そのため、レバナスへの投資額が当初の予定よりも抑えられているため、現金保有率が僅かに上昇してきました。このまま、NASDAQ100指数が10000を割り込むことなく上昇していけば、投資戦略としては成功となりますが、最大のリターンを追い求めるのであれば、この程度の下落では物足りなさが残ります。

<レバナスの投資戦略>
NASDAQ100指数が10000まで月10万(現況)
1000070000で月15
7000~で月20

NASDAQ100指数の底堅い動きに、将来のリターンにむけた球がなかなか仕込めていないのが現状ですが、逆に指数がこれから上昇していくとも考えにくいです。11000~13000までのレンジ相場の中で、月10万の球を仕込んでいきつつ、現金比率を高めて更なる下落に備えいきます。

現金が潤沢にあれば、国内で販売されているあらゆる投資商品を、買いたい時に即購入することが出来るため、投資戦略の幅が広がります。私は債券を保有するよりも、流動性や使い勝手の面で優れた現金を多く保有することを重視します。

先の読めない経済情勢だからこそ、今できる堅実な戦略は、自分が決めたルールに則って投資を実践すること。そして、一時的な株価の上下変動に右往左往せずに、NASDAQ100指数を静観しつつ、現金比率を高めていくこと。これが、下落相場における負けない投資に繋がると考えます。


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