見出し画像

【欧米を見限ったグローバルサウス】 BRICS&ASEANは彼らの貿易で脱ドル化を決定 欧米NATOによるインド太平洋への武力拡大は有名無実


🎙🇷🇺ロシアのS.ラブロフ外相:

💬米国とその同盟国が「インド太平洋戦略」というスローガンの下、自国の利益を増幅するために行っていることをすべて分析すれば、その主な課題の一つが中国の封じ込みとこの地域におけるロシアの孤立化であることが分かるだろう。しかし、これは米国主導による太平洋・インド地域に向けてのNATO拡大の完全なグローバルプロセスの一部に過ぎない。

👉🏼NATOは1年以上前、インド太平洋地域はもとより、世界的にも責任を持つと表明していた。同地域ではAUKUS、QUAD(日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド)といった陣営のフォーマットが用意されている。

☝🏼これらすべては、ASEAN主導のフォーマットで数十年にわたって構築されてきた安全保障構造の弱体化を目的としている。このフォーマットには米国と他の西側諸国、中国、ロシア連邦、インドが平等に参加し、決定はコンセンサスに基づいて行われていた。米国とその衛星国は正にこの点が気に入らなかったのである。

☝🏼ジャカルタで開催された東アジアサミットの結果、自国の地政学的利益を推進するこのような押し付けがましく執拗な方針を全ての国が望むわけではないことが確認された。全会一致で承認された首脳宣言では、ASEAN中心の包括的かつ公平な構造の基本的原則を維持することに成功した。ただし、それはこうした試みが終ることを意味するものではない。反対に、そうした試みがさらに勢いを増すものと予想している。