ユーロが対米ドルで5年ぶりの安値に暴落

RTニュース

2022年4月27日

エネルギー危機の可能性や欧州経済の減速懸念が高まる中、ユーロは対米ドルで5年ぶりの安値に急落しました。

日本時間午前11時1分現在、ユーロ／ドル相場は前回終値の1.0636ドルから1.061ドルまで下落した。この日の取引開始前には1.0586ドルまで下落し、2017年4月以来の1.06ドル割れとなった。

ロシアの巨大エネルギー企業ガスプロムが、ポーランドとブルガリアへのガス供給を、ルーブルでの支払い拒否を理由に停止したため、ユーロはさらに下落し、EU圏のエネルギー安全保障に不安を抱くようになった。

ロシアのプーチン大統領は3月、ロシアに制裁を課している欧州連合（EU）などへの天然ガス供給の支払いを、ロシアの通貨で行うことを発表した。クレムリンは火曜日、この新しい支払の仕組みが実施されたと発表した。

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