世界の中央銀行による昨年の金純購入量は1037トン 中国はその2割強


転載

http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/311.html

中国が〝金を買い占める〟深刻事情 人民銀行が15カ月連続買い増し 政府だけではなく若者まで…焦りと国内不況が反映/zakzak

https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%8C-%E9%87%91%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%84%E5%8D%A0%E3%82%81%E3%82%8B-%E6%B7%B1%E5%88%BB%E4%BA%8B%E6%83%85-%E4%BA%BA%E6%B0%91%E9%8A%80%E8%A1%8C%E3%81%8C%EF%BC%91%EF%BC%95%E3%82%AB%E6%9C%88%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%B2%B7%E3%81%84%E5%A2%97%E3%81%97-%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%BE%E3%81%A7-%E7%84%A6%E3%82%8A%E3%81%A8%E5%9B%BD%E5%86%85%E4%B8%8D%E6%B3%81%E3%81%8C%E5%8F%8D%E6%98%A0/ar-BB1iv1Ci?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=52c3ea3bf18b49d39a739f21fdc2c263&ei=21

中国で金(ゴールド)が大量購入されている。世界の中央銀行の購入量の2割強を中国分が占めるほか、若い世代の国民も、「安全資産」として金を買い集めている。背景には習近平政権の焦りと、国内不況の深刻な状況があるという。

中国人民銀行(中央銀行)によると、今年1月末まで15カ月連続で金を買い増し、保有量は約2245トンとなった。昨年、購入分から売却分を差し引いた純購入量は約225トン。世界の中央銀行による昨年の純購入量は1037トンで、中国は全体の2割強を占めた。

世界最大の外貨準備保有国である中国が金購入を急ぐきっかけは、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻だった。西側諸国はロシアへの制裁として資産凍結を行った。習指導部はこの動きに危機感を強め、同年11月から金保有を急速に増やし始めた。

一方で、中国の米国債保有量は昨年末時点で8163億ドル(約122兆4000億円)。1兆ドルを超えていた侵攻前から約2割減った。
金を買っているのは政府だけではない。香港に拠点を置く貴金属大手が中国で昨年10月に行った調査では、純金宝飾品の購入希望者の約70%が18~40歳だったという。ロイター通信は「18歳から24歳の人たちが金宝飾品を買い始めたことにとても驚いている」とする貴金属大手マネージングディレクターの声を伝えている。

中国では不動産不況が深刻化し、株式市場も中国当局があの手この手で売りを出させないようにしているという惨状だ。先が見通せない不安のなか、若者が金に頼っているという構図のようだ。