【転載】 統一教会、創価学会、連合について by 副島隆彦

重たい掲示板からの転載、抜粋です。


[3514]2週間前に書いた、残りの重要な文を、全部載せます。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2023-01-31 11:10:21

抜粋 3、4、5

3. の創価学会問題に戻る。私が学会に対して怒っているのは、いまや創価学会(公明党)の中に、統一教会の工作員が、2割ぐらいも、もぐり込んでいる。これが恐ろしいことなのだ。 

 だから今の学会の会長の原田稔(はらだみのる)も、公明党の山口那津男(なつお)代表も、、安倍が殺された後も、統一教会のことを、黙って何も言わない。コラー、学会員ども。本気で怒れ。自分たちの中に、潜り込んで来ている、まさしく獅子(しし)身中の虫である、統一教会員を、摘発して、叩き出せ。

 このことができないならば、お前たちも、邪教(じゃきょう、カルト)の集団だ、ということになる。 私、副島隆彦は、もう許さん。去年の7月に安倍晋三が殺されて(安倍処分)いなかったら、創価学会も、危ないところだった。学会も、本当に統一教会(ムーニー moonie)に乗っ取られているところだった。恐ろしい状況だったんだぞ。
 
  他の主要な、新興宗教の団体も、この30年の間に、統一教会に、じわじわと潜り込まれて、乗っ取られた。霊友会も杉並にある立正佼成会(りっしょうこうせいかい)、それから立川にある真如苑(しんにょえん)も。そして大阪の富田林(とんだばやし)市にあるPL(ピーエル)教団も、すでに、統一教会に、その一番、上の方が、乗っ取られている。

 元々、統一教会の インキュベイター(保育器)であった、 生長の家は、青年部を中心に統一教会の巣窟(そうくつ)になって暴れた。日本会議や、神社本庁(じんじゃほんちょう)も、上を乗っ取られた。それで、神社本庁と、神道政治連盟(しんとうせいじれんめい)が、文字通りの、激しい内紛を起こして、死者まで数人出している。

 統一教会そのものの隠れ蓑である、日本会議が、神社本庁や、仏教護念会たちと、つながって、おかしな国会議員たちが、総計で、370人もいる。前原誠司(まえはらせいじ)のような、旧民主党の野党政治家まで、統一教会なのだ。だから立正佼成会(りっしょうこうせいかい)も、今、激しい内紛を起こしている。生長の家の、若い教祖は、東京港区の本部ビルを売り払って、岐阜県の山の中に、忠実な信者たちと逃げた。「自分たちは、一切、統一教会と関わらない」と声明を出した。

 統一教会の他の組織への、潜り込み戦術(加入戦術ともいう。インフィルトレイション。mole もぐら とも言う )が、どれほど恐ろしいことか。実際に、私たちの学問道場にも潜り込んできていた。

 安倍晋三が首相のときに、あった「森友(もりとも)・加計(かけい)学園・サクラを見る会」以外の4つ目である、東京高検検事長だった黒川弘務(くろかわひろむ)検事長が、統一教会の、法務省・検察内の大幹部だった。

 黒川を 検察のトップの、検事総長にする策動を、首相である安倍がやった。これは、 広島で事件になった河井克之(かわいかつゆき)・案里(あんり)事件とつながる。広島で若い30歳の検事が、案里の事件を調べていて殺された。

 私はこのことを自分の本に書いた。 黒川の子分の広島の検事正(各県に派遣される検察官のトップ)が、この若い検事を殺した。このことで 法務省・検察庁が発狂状態に入った。法務省と検察庁は、人間も重なっていて、同一体なのだ。

  自分たちも、もともと反共主義のアメリカ追随の刑事司法の、獰猛なドーベルマン犬たちなのだが、自分たちの組織内部にまで、2割ぐらい、統一教会員が、裏口入学(うらぐちにゅうがく)で、司法試験まで受かって(これも裏口入学 )潜り込んできていた。だから、猿山のボスザルたちが大騒ぎになった。安倍が、世界規模の最高判断で、殺され なければ日本は、もっと大変なことになっていた。 

 今もすっとぼけて、安倍殺害など無かったように、テレビ、新聞の反中国、反ロシアの報道番組が、作られている。TBS、テレ朝、どころか、NHKにも、統一教会の組織があって、蠢(うごめ)いている。この者たちを、内部で、調査し、摘発できないなら、日本のメディアは、本当の危機である。

 池田大作がまだ生きていることにするために、最近、「池田名誉会長から、ウクライナ戦争を停戦せよ、という声明文が出た」という、おかしな報道記事が出た。もうすぐ、池田大作の死亡の発表とか、何かあるのではないか。

5. 学会問題で私が不愉快なのは、もうひとつ、 以下の真実も、誰も書こうとしない。楽天(らくてん)の三木谷裕史(みきたにひろし) は、創価学会員である。その幹部である。三木谷の会長室には、創価学会の三色旗が翻(ひるがえ)っているそうだ。

 楽天が創価学会の組織だ、と、ひそひそと噂されていることを、今さら、私が、こう書いたからといって、何が変わるわけでもない。

 だが、私が公然と書くことで、流れは変わる。私は、ネットを見ていて最近、YouTubeで楽天トラベルの宣伝がよく出てきた。ここに出て来る、「 ももいろクローバーZ 」という、4人組の女たちが、 かわいい。特に、一番右の、女がかわいい。 この4人組の女たちももう、30代でおばさんらしい。 16歳からデビューしている。

 私もよく知っている旅行会社のHISの澤田秀雄(さわだひでお)が全くダメになって、楽天トラベルが伸びている。JTB(旧日本交通公社)も、近畿日本ツーリストも阪急トラベルも、みんなが、自分でネットで、何でも旅行予約ができる時代になったら、団体旅行以外では、経営が大変だろう。

 三木谷は、今、4番目のネットの会社として、総務省に盛んに、スマホのモバイル(移動通信)のプラチナバンドという電波の帯(おび、バンド)の申請をしている。楽天は、まじめに基地局を作る資金も能力もないのだが、総務省の、通信電波の行政の官僚たちの中にも、学会員がたくさんいる。だから、楽天は、電波官僚(でんぱかんりょう)たちから、甘やかされて、悪口を言われながらも、ちゃんと生き延びている。 

 私は、近(きん)未来で予測するが、孫正義が、ソフトバンクモバイルの経営がイヤになったら、それを放り出して、楽天三木谷に売り渡すだろうと思っている。 すると業界人が、「いや、絶対にそういうことはありません」と私に言う。分かるもんか。

 創価学会500万人プラス200万人(フレンドという)の力があって、自民党や官僚たちもこれを実体として、大きな日本の勢力として受け入れている。日本の第3勢力は、創価学会である。私も、このことをを、この国の実体として、受け入れている。

 だからこそ、創価学会員たちは、今こそ、本気で、自分たちの中に、潜り込んで来ている、統一教会を、排除して、叩きだすべきだ。 誰が、奇妙な潜入分子か、臭(にお)いで分かるはずなのだ。証拠はたくさん挙がっている。

 あらゆる場面で、日本の第3勢力は、創価学会である。第1勢力が、自民党保守勢力。第2番目がいくら痩せ細って、ボロボロ状態であっても、反(はん)自民党の野党勢力。そして第3番目が創価学会・公明党の勢力である。 だから、楽天が野球の球団まで持っている。

 私が本気で怒っているのは、創価学会は、池田大作(今や、学会員の神さま。お釈迦さまや日蓮上人も、もうその思想はどうでもいい )が、 本気で主張し続けた反戦平和の道を、守るべきなのだ。憲法改正反対 を堅持すべきなのだ。私が、本気で怒っているのは、このためだ。

 ここまで創価学会の中に、統一教会に潜り込まれると、軍備増強も肯定し、戦争もするぞ、という感じになってきた。これが許せない。だから創価学会の中の婦人部(今は女性部と名前を変えさせられた)が、必死の戦いをやっている。女性たちが、最後は、頑張る。女の愚直さが、日本国を守るのだ。 

 女性の学会員たちが、戦争反対、憲法を守れ。大作先生の教えを守れ、と、学会本部や公明党本部 に対して激しく主張している。だからこそ、潜り込んできた統一教会どもを摘発して叩き出さなければならないのだ。この戦いが出来なければ、学会なんか、滅んでしまえ。そうなったら、まさしくお前たちも、気色の悪いカルト集団だ。淫祠邪教(いんしじゃきょう)の集団だ。

6.さらに、もう1つ私は本気で怒っている。それは、日本の労働者階級の総本山で、結集軸である労働組合のまとまりである 連合(れんごう)が、統一教会に乗っ取られているという事実である。

 あの芳野友子(よしのともこ)という、高卒の、ジューキミシン労働組内 の工員あがりの女が、今の連合の会長である。許しがたいことだ。あの芳野友子を、連合から叩き潰せ。これができなかったら、日本の労働運動も、社会主義思想もへったくれもない。何でこんなおかしなことになり果てたのだ。

(ここに芳野友子の顔写真を貼る)


 
 芳野友子を育てたのは、統一教会の世界日報の論説委員で、世界平和教授アカデミーの松下正寿(まつしたまさとし)である。こいつは、参議院議員もしていて、旧民社党である。この松下正寿が、「富士政治大学」という、 静岡県にある労働組合の研修センターにある、連合が持っている、富士社会教育センター で教育されて強烈な統一教会員として育った。そして、スルスルと、連合の会長にまでなった。何ということだ!

 断じて、許しがたい。 今のこの事態に対して、激しく怒らなかったら、一体、この世で、他に何を怒ることがあるのだ。 下の方に去年の9月の日刊ゲンダイの「連合吉野会長と統一教会の怪しい関係」という記事を貼り付けて、載せておく。私の目に留まった、証拠の記事は、これだけだ。 これが真実の、事実関係だ。

 反(はん)共産主義、反共(はんきょう)思想、と言いさえすれば、すべてOKとなる。私の知っている、生来、温厚で、穏健な保守の人間たちまでが、騙(だま)されて、発狂状態に入って、統一教会の思想の奴隷になってしまっている。私は、このことに、この国の、最大限の危機を感じる。

以上