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スポーツチームのリブランディングを受け入れられた理由

星が消えた?戸惑いを隠せぬブースター

今日、Bリーグの滋賀レイクスターズが、リブランディングを発表した。
呼称を「滋賀レイクス」にし、チームカラーに変更があった。他、今回のリブランディングに対する想い・ビジョンが共有された。

新しいロゴがついたユニフォームを身にまとった選手数名が、コメントをする。滋賀レイクスターズではなく、滋賀レイクスと言っていた。
SNS上にはチーム名が変わるの?といった戸惑いや、〇〇(他チーム)とロゴが似ているといった声で溢れた。

そして時間が経つほどに、変化を受け入れようとするコメントもたくさん出てきた。

覚悟が感じられたからなのか、他チームですでに前例があるからなのかは分からないが、この変化に対して許容するスピードがはやいと感じた。わたしも思ったよりはやく受け入れることができた。

ガンバ大阪のリブランディング

他のリーグではあるが、ガンバ大阪も2022シーズンが始まる際にリブランディングをし、ガンバサポが同じような気持ちになったことを思いだした。

今でこそエンブレムに対する違和感はほぼほぼなくなったが、発表されたときはえらいシンプルだと感じたし、ユニフォームにあまりマッチしてないように感じた。左胸に手を置きたいのに、なぜロゴを真ん中にしたのかも不思議に思った。

しかし、新しくなったエンブレムは、ユニフォームのみならずサッカー以外の場にも溶け込んでこようとした。アパレルブランドとコラボをしたことで、ロゴがさりげなくついていながらも人々に受け入れられるようなデザインのアパレルが登場した。

アプローチの範囲

今回のアパレルに関しては、割と複数の層に響いているのではと思う。

今までのグッズはスタジアムでは映えるが、スタジアム以外で身につけるのに躊躇するものも多かった。
しかし、あまりグッズを買わない層(私はどちらかというとこっち...)でも、違和感を感じないデザインだったことが功を奏した。日常でも着られるアパレルグッズが出たことで購買意欲が湧き、あまり迷うことなくポチってしまった。
実際、即完で手に入らず悔しささえ感じる場面もあった。

このようにアプローチの範囲を広げたことでも、リブランディングが上手くいっているんだろうなあと思う。

スポーツ業界が盛り上がるために

コロナでスタジアムに行けなくなったときはどうなることかと思ったけれど、数年経ってスポーツがある日常が戻ってきた。これからスポーツ業界はさらに強く、盛り上がっていくべきだと思う。
そのためには、変化とそれを受け入れられる施策が必要なんだなと改めて感じた。

変化を、みんなが完全に受け入れたのかはまだ分からない。それでも、確実に盛り上がる要素が増えた。
あとは上位争いができれば、自ずと盛り上がってくるだろう。

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