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勝負の世界に身を置きにいく
Jリーグ、後半戦に突入
わたしが応援しているガンバ大阪は、少し前までは中位にいた。
数試合勝てばすぐACL圏内には入れるかな〜なんて期待していたのも束の間、リーグ戦では5/14(土)の柏レイソル戦以降、勝利なし。
先日の北海道コンサドーレ札幌戦もチャンスがなかったわけではないが、ものにすることができず、★。
あっという間に降格ラインが目の前に来た。
落ち込み、立ち直る日々
わたしの周りでは、なんのために応援しているんだろう、という声がチラチラ聞こえてくるようになった。
試合中や試合後のTwitterには、ネガティブな声や皮肉めいたつぶやきが散見され、サポーターのフラストレーションも溜まってきているのがわかる。
そして一夜明けると、みんな自力でなんとか日常に戻っていく。
チームが勝てない歯がゆさを感じる。
かなしいし、くやしい。
選手が一番そう感じているとは思うが、サポーターもまた感じている。
それでも応援するのはなぜか
モヤモヤした気持ちを持ちながらも応援を続けるのは、勝ったときの喜びを知っていたり、ワクワクする気持ちを一度味わってしまったからなのだと思う。
これはタイトルを獲ったときはもちろん、たまたま観た試合で勝利したとか、スタジアムの演出やスタジアムMCの声に魅了されたといったことも含まれる。
勝ち続けているチームはかっこいいと思う。
それだけチーム内で戦術が浸透し、1つになれているから。その強固たる1つのものを応援できることに、声が出せないながらも一体感を感じられて誇りが持てるんだろうと思う。
今シーズンはまだその楽しさをあまり味わえていない。それでも、今まで感動をくれたチームが好きで、このチームを通してたくさんの仲間ができ、たくさんの感情を共有してきたチームを、応援というかたちで力になり続けたいと思う。
倉田選手の前日コメントでは、サポーターの気持ちを汲んでくれている発言があって、それだけで嬉しかった。
応援というかたちで勝負の世界に身を置く人たちにとって、最高の週末・最高の水曜日が絶対に来るとは限らない。
これがアーティストのライブなどとは違うところであり、いろいろな方向に心を動かされる。
それでもまた明日、感動を求めてスタジアムへ行く。
今シーズンの終わりには、選手とサポーターが同じ気持ちを持って高い位置で笑えることを願って。
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