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おてんばばばあでいたい

ヒロインの旅研究会会長、のぞみです。
ありのままの自分を豊かに生きるために
思考を紐解いていきます。

私はおてんばばばあを目指している。

子どものころから好きなヒロインはふしぎの海のナディア。
(ちょっとセクシーで繊細さもありつつ、芯があってまっすぐ)

最近の作品でいくと、モアナと伝説の海のモアナ。

両方とも共通点は海と、冒険。
王子様に迎えに来てもらわないで
自分の冒険にでるとこ。

でも、年を重ねて気が付いたら無意識のちゃんとしなきゃに囲まれていた。
妻として、母として、嫁としての役割を生きることに必死で、「わたし」の存在が薄れてしまった。

よくわからないもやっとした感情に包まれたまま、
やらねばらならぬことに追いまくられていた。
自分の冒険どころではない。

この役割を生きることも大事な部分にはなるし、
一人で気ままに生きていたら知らないし感じられないことも
たくさんあるんだけど、自分の人生がドーナツみたいな感じ。
まんなかがぽっかり。

ある日その事実に気が付いたとき、
やだ!そんなことしてたら、子どもにあなたのために私はこんだけ犠牲になったのにみたいな呪いをかける親になっちまう。
そして、この世から立ち去るときにもっと自分の人生楽しめばよかった。
もっと子どもを心から愛でたらよかった。
みたいなことを後悔しそうなビジョンが見えてしまった。

日本で子どもを育てることは、かなりの部分をかーちゃんたちの気合と根性に支えられていることは確かなのだけど、子どもを愛することと私が私でいることはトレードオフの関係ではないはずだ。(実際時間も労力もトレードオフになることはあるがそういう意味ではない)

やっぱり私は自分がドーナツみたいにぽっかり中が開いた気持ちで生きていきたくない。
自分の好奇心や喜びから生きて、死にたい。
私はやっぱり冒険に出たい。

この冒険って、バックパックで世界旅行に行きまーす!
ヨットで太平洋渡ってきまーす!っていう類のものじゃなく、
ぽっかり薄れてしまった私の内面の世界の冒険。

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