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いらない存在ですか・・・?

私が不登校になった経緯を話していきたいと思います。私は精神的な病気は持っていない中学生でした。今も持病はありません。特徴のない中学生がなぜ不登校になったのか、言葉の重さなどを知っていただきたいので書かせていただきます。

※全て私主観で書いています。全てがネガティブな話なので不快に思うかもしれません。最後だけ読んでくだされば幸いです。


中学2年生のとき、吹奏楽に所属していたのですが、音程がひどい私に

「これならいらない」

と言われました。1回だけではなく、何回もです。自分を否定された気分になりました。合奏中に追い出されたこともあります。音程を操るのが難しい楽器をしていて、音程が悪い私もダメですが、地区大会で銀賞レベルの学校です。

強豪校ならまだしも、田舎の中学校で他にも下手くそな子はたくさんいました。なぜ私だけこんなこと言われないといけないだろうか。周りのために部活をやめた方がいいのか考えていました。

その後、先輩が引退し、パートリーダーになり、同期と後輩の面倒をみていたのですが、後輩が問題児で私のいうことも聞かない人でした。その子が問題を起こしたら、先生は私を注意してきました。何回も私が注意されるので、私の言うことは聞かないから本人を注意して欲しいと頼んだら

「のぞみ(私)にしか言えないから」

と言われました。問題を起こしたら、その問題を起こした子を直接注意をするべきだと思っています。なぜ、私が毎回怒られないといけなかったのでしょうか。このことは今でも疑問に思います。

いらないと言われ続けた後に、今度は私が悪いわけではないのに私が怒られ続けたので、どんどん心は疲弊していきました。

自分のことをダメな人間だと思い、後輩にも強くあたってしまい、人間関係が悪化していきました。毎日、お風呂に入っているときと寝る前に理由も無く泣いてました。今思うと鬱のような症状で、精神状態は異常だったと思います。

少し時間が経ち、卒業式の練習がありました。私は先輩たちを良い気持ちで送り出したいと思い、校歌の伴奏をすることにしました。先輩たちのためにと一生懸命練習し、初めての下級生だけの練習のときに事件は起こりました。

音楽の先生による歌の練習が始まりました。伴奏と式は本番行う人がやります。私の番だと緊張していたら先生は伴奏に他の子を指名しました。頭が真っ白になりました。私のクラスの担任など他の先生も私が伴奏することを知っているのに誰も訂正しません。訂正してくれたのは、私が伴奏することを知っていた同級生でした。

3回出てきた先生は同一人物です。毎回一生懸命物事に取り組んでいただけなのに毎回私が嫌な目にあいます。なんで私だけこんな目に遭わないといけないのか。私はいらない人間なんだ。その思いは強くなっていきました。

卒業式に関しては、毎年先生から「一年で一番大事な行事は卒業式。一生懸命取り組め」と強く言われていました。そんなことを言う先生が、卒業式で校歌を伴奏する人を知らないのは問題です。この事件以降3月になるとこの事件を思い出して苦しんでいます。

「先生は忙しいからしょうがない」

この事件に関して先生が私にいった言葉です。忙しかったらどんなことをしてもいいのでしょうか。生徒が忙しいと言い訳をしたらひどく怒るのに大人は許されるのでしょうか。こんな大人にはなりたくないとひどく軽蔑し、信用できなくなりました。人間不信の始まりです。

ーーーここからは読んで欲しいですーーー

まとまらない長文失礼しました。簡単にまとめると何気なく言ったひとことで人を死にまで追い込んでいるかもしれないと言うことです。

私は何気なく言われた言葉で自分の存在意義がわからなくなり、いらない人間だと思い死んだ方が周りのためになるのかもしれないと本気で考えました。

傷ついた心は一生治りません。今でも当時の感情は覚えており、今でも思い出すと辛いです。言った人は忘れるけど言われた人は一生覚えていると言うことです。

常に「相手がどう思うか」を考えて発言・行動して欲しいです。そして、自分の発言や行動には責任を持って欲しいです。これが出来る人が増えていけば、誹謗中傷で苦しむ人が減ると考えています。


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