「お客様の希望通りにしては、いけない」

撮影の打ち合わせをしていて
ちかごろ、思うこと。
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「お客様の希望通りにしては、いけない」
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...ちょっと語弊があるので言い換えますね。
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「お客様は、本当の希望を自分でも認識できていなかったり、認識できていても恥ずかしくて最初から伝えられないこともあるので
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伝えてくださる言葉を、そのまま鵜呑みにしてはいけない。」
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ということ。
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「春だし、お花のある場所で撮りたいです＾＾🌸」
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それはその言葉通りのこともあるし
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そうじゃなく、裏側に
「可愛い自分を見てみたい...」
が、隠れている場合もある。
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可愛いキャラじゃないって思ってるけど、可愛いのに憧れる...
お花と一緒に写ったら可愛くなれるかも...
というケース☺️
（もう、この気持ちが可愛い😍）
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その場合必ずしも、お花のある場所じゃなくてもいい。
お花にこだわりすぎず、「そのお客様を可愛く撮れる場所」を考えます💓
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「高級感のあるホテルで撮りたい✨」

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これも
仕事内容や価格帯的にそう見せたい、純粋にラグジュアリーホテルが大好きという
そのままの意味のこともあるし
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裏側に、たとえば
「自分に自信を持ちたい」
が、隠れていることもある。
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それだったら
自分を高く見せるためのホテルじゃなくて、自然の中で、素のわたしも素敵じゃんって思える写真を撮る方が、その時のその人にとってはいいこともある＾＾
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撮影の打ち合わせって
ときに
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言語外
場合によると本人も意識外
のところを一緒に探ってゆく作業
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コーチングと同じだなぁ。
と、最近強く思います。
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違和感に気づいて
一歩踏み込むことで
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自分のコンプレックスや
ほんとはこんな感じに憧れてることや
だからあなたに頼んだんだってこと
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わーーーって出てくるのが嬉しい、面白い、かわいい、尊い🥺💓
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どんな感じに撮りたい、がはっきりしていなくても
わたしが聞いていくので安心してね。
一緒に探ってゆく過程も、楽しいものです♡
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フォトグラファー　鬼頭 望
https://lit.link/kitnon