Q.鍼で赤ら顔は良くなるの?
こんにちは。
のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。
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先日、患者さまからこんな質問をいただきました。
鍼で赤ら顔が治ったり顔色が良くなったりなどの改善はあるのでしょうか?
いつもご質問ありがとうございます。
それでは本日は赤ら顔についてお話したいと思います。
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赤ら顔の正体
頬には、お腹に比べ約5倍の血管があります。
「赤ら顔」で顔が赤くなるのは、毛細血管の拡張によって表皮から血液が透けて赤く見えることが原因です。
基本的には皮膚が薄い方に多く見られる症状なのですが、それ以外にもストレスや緊張などで、血流が停滞し、部分的に血管が太くなることで赤くなる場合があります。
また、過度な飲酒で血管が拡張すると、血流が増えすぎて血液を心臓に戻す静脈の力が弱まるため、血管の一部がうっ血し、顔が赤くなる例も多く見受けられます。
出典:上田隆勇『美容鍼灸師が教える5歳若返る顔ツボ1分マッサージ』
美容鍼の効果
美容鍼がたるみ、シワ、シミ、くすみといった肌の悩みに効果的な理由は、肌の奥の筋肉や細胞に直接刺激を与えるからです。
皮下細胞に刺激を与えると、肌の本来の再生能力が壊れた組織を修復しようと働きます。
その結果、新陳代謝が活発になり、コラーゲンやセラミドの分泌が促進され、結構もくなり、ターンオーバーを促してくれるのです。
出典:長谷川守正『名医が認めた肌が10年若返る美容鍼』
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赤ら顔の原因である『皮膚が薄い』というのはターンオーバーの乱れから生じます。
ターンオーバーが正常に働くことによって拡張した毛細血管が透過してしまうのを防ぐことができますので、ターンオーバーを促してくれる美容鍼は赤ら顔には効果的と考えます。
しかし、鍼の効果として施術後は血行が良くなりますので、一時的に赤ら顔が強くなってしまったと感じてしまう場合があります。
そのため、当院では赤ら顔にお悩みの患者様には施術前にしっかりと説明をしています。
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はりきゅう師 栢森結希
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