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不登校児、嫌だったことをぽつりと話す。

今日は私たちの住む地域の小学生の今年最後の登校日なんだそうです。
2学期制じゃないので終業式じゃないんですね。
やっぱり慣れない。

先日、習い事の教室のお友達と
「もうすぐ冬休みだね〜」
と言う話をしていて
在宅小学生Qちゃんは
「でも私にはあんまり関係ないからなぁ・・・」
という発言をぶっ込んでしまって非常に微妙な空気になってしまったんですけど
私が

「あんたエブリデイ冬休みだからな!!」

と言ったらお友達のお母様が吹き出してました笑



話は今朝に戻りますが
Qちゃんは学校に通っていた時代(もはや過去の歴史)のことを思い出したらしく

「冬休みに入る前って嫌なんだよ・・・毎回毎回公園に行ったら何時までに帰りましょうとか、火遊びはしちゃいけませんとか、わかりきってるしQちゃんに関係ないことをずーーーーっと言われるんだもの。
しかも6年生とか、学校の全員を体育館に集めるんだよ。
時間の無駄だよ。
すごく寒いんだよ」

とポツリと話してくれました。

え、全校集会やってたの!?初耳。

てっきり教室のテレビとかでライブ配信みたいな感じで校長先生のお話などを、教室の自席で座って聞いているものだと思っていた。
散々コロナで集まるなと言われていて、学校は随分丁寧に(言い方を変えれば過剰に)感染対策をしていたと思っていたのに、そこは集まって全校集会やってたんだ・・・と言う驚き。

去年そうだったんだから今年もその全校集会をやったんだろうな。
子供達は寒くても、「そんなこと知っとるがな」と思っても、みんなで列を作って体育館に集まり、冷たい床に体育座りをして大人しく話を聞く以外できない。もちろん給料なんて発生しないし、ご褒美はでないよ。

私も子供の頃は確かに当たり前だと思っていたな。
長くてつまんない先生の話も、冷たい床に体育座りも。

話はまた飛びますが、昨日、キッチンの窓の周りのタイル目地にカビがびっしり生えていたんですよね。
窓の周りがあまりにも冷たくて常に結露していてカビが生えやすい環境だったと思うんですけど。
一箇所カビに気づいて、よく見たら窓の周りの目地全部にカビが生えてました。
慌ててカビ取り剤で掃除をしながら私は考えました。

なんで気づかなかったんだろう。
いつからこんなにカビが生えてたんだろう。
毎日窓の前に立って料理していたのに。
こんなにしっかりびっしりカビが生えてるのに。

思うに、カビはじわじわ少しずつ生えていったんですよね。
朝起きたらいきなりびっちり真っ黒になっていたら気づいたと思うんです。
でも、最初は小さな黒い点々みたいに。
タイルにはカビが生えないから目地のところが黒い線のようになって
「あれ?こんなだったっけ?」
と思う暇もないくらい日々忙殺されていると全く気づかないんです。(とんでもない言い訳)
私に余裕があってもっとキッチンの掃除を真面目にやるタイプならこうはならなかったと思うんですけど
よくみれば一発で違和感に気づけるようなことも、他のことに気を取られていると全く気づけないことがあります。

これって学校教育も同じじゃありませんか?
先生ってお忙しいので、世の中が人権を大切にする社会になってきているのに
昔のように子供たちを寒い中体育館に集めて体育座りをさせて話を聞かせることがおかしいことだって気づけていないんですよ。気づいている先生もいらっしゃるのかもしれませんが、優先順位は低いと思われているから昔のままなんでしょうね。

先生の忙しさをどうにかしなければ子供の人権は守れない。
でも多分どうにもならない。

学校教育にとってのカビキラーが現れるまで、あんまり学校に通わせたくないなぁ。あくまで私は、ですけど。
幸い(?)Qちゃんは学校に行かないと言っているので、そう言っている間は家で過ごしたらいいよー。


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