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仕事を休む:出しそびれた一昨日の日記(2024/06/18)

夫が仕事を休んだ。

夫は熱も風邪症状も何もなかった。
ただ数日ずっと「(仕事に)行きたくない」と言いながら出勤していた。
一昨日も帰宅前から「具合が悪い」と言っていた。

日々、仕事の話はポツポツ聞くことがある。
大体が笑い飛ばせる程度のムカついた話だったり、「びっくりするわー」くらいで終われる困った話だ。

人は、心の奥底に抱える知らず知らずのうちに溜まっていくモヤモヤや悲しさや怒りをなかなか吐き出すことができない。
「言ってはいけない」「聞かせるのがもうしわけない」
「言葉にしたくない」「みんな頑張っているのに」
などと考えてしまう。
そもそも気づいていないということもある。

古い体質の日本人は、仕事を休むことを悪と捉えがちだと思う。
きっちり働く、自分を少しくらい犠牲にして働くことが美徳。
休んだら代わりはいない。

実際のところ「休んだら代わりはいない」なんていう職業、役職は限られる。
夫の仕事は「休んだら代わりはいない」と思われがちな仕事だ。
そう思いながら働いている同業も多いと思う。

でも、社会の中において、その組織の中において、夫の代わりはいる。

私の夫は一人しかいない。代わりはいない。

だから、私は夫が休みたいという時
「もう少し頑張ったら?」とか「熱もないのに?」とは言わない。
「いいと思うよ」「休んで大丈夫だよ」と言うようにしている。

「休んでも大丈夫」
そう、休んでも大丈夫なんだよ。

今、仕事行きたくないなーと思っている人
休みたいのに休めないなーと思っている人
風邪でもないのにだるいなーと思っている人

「休んでも大丈夫だよ」


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