見出し画像

肩が燃えるほどの

今日は久しぶりにたくさん眠った。
眠る前に時計を見ていなかったので何時間眠ったのかわからないが、5度寝6度寝くらいして、もうこれ以上眠りたくないと思うくらいには眠った。

ようやく起きる気になって、部屋の電気をつけ、まだ9時すぎだったものの、やっぱり5美大展の続きを見に行く気が起きず、今日は家でのんびり過ごすことにした。

昼過ぎ、家のティッシュの在庫がなくなったので、近所のドラッグストアへ買い物に行き、その帰りに特に用事もなかったがスーパーに立ち寄った。

買いたいものがなかったので、レジ脇のアイス売り場を物色していたら、私の後ろを通過した80代くらいの男性が、買い物カゴをレジに置こうとした瞬間、レジの横に設置してあった綺麗に並べられた缶ジュースを見事に薙ぎ倒したので、私は「あらら」と思って、咄嗟に缶ジュースを拾い集めた。

3本ほど拾って並べたところで、レジ内にいた店員さんが「大丈夫です、大丈夫です。ありがとうございます。」と言うので、「いいえ。」と笑って、その場を立ち去ったのだが、お節介だったかな、とスーパーからの帰り道をしょげながら歩いた。

帰宅して、買ってきたものを片付けた後、パソコンで絵を描き始めたものの、なんだかモヤモヤして集中できずにいた。

あの時、どうするべきだったのかな、知らんふりして立ち去った方が店員さんからしたら良かったのかなとか考えていたら、急に過去2年分くらいのモヤモヤしたシーンが走馬灯のように蘇ってきて、肩甲骨の辺りが熱くなった。

身体が怒っていた。
椅子に座ったまま、言葉にも行動にも表情にも出さなかったが、確かに身体が怒っていた。

今日のモヤモヤと、思い出したモヤモヤはベクトルの違うものだった上に、どう鎮めるべきかわからなかったので、1つ1つ思い出したものに、しょうがないしょうがないと言い聞かせて、それが尽きて熱も静まったころにnoteを書き始めた。

いま午後8時過ぎなので、6時間くらいはそれをやりながら、絵を描いたり、筋トレしたり、食事を摂ったりしていたわけである。

自分の機嫌を取るのって大変。

ちなみに、自分や知人以上の人が侮辱されている時には腹直筋の奥が熱くなる。
はらわたが煮え繰り返るとは、本当に言葉の通りなのだと思う。

また、嫌いな人が訳のわからないことを言っている時は前頭葉が熱くなる。
頭にくるって言うのも、言葉の通りなのだ。

言葉を考えた人、すごい。

肩が燃えるっていう怒りの言葉もあればいいのに。


004