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お祝いの時期、プレゼントに迷ったら。まるで書店にいるような体験ができる

私だけではないはず。駅で見かける黒いスーツの集団を見て、新卒だった自分を思い出している人は。残業ってどれくらいなんだろうとか、夕食はちゃんと食べられるかとか、今思えば笑えますが、前日は緊張していました。

新年度は進級の季節でもあり、私にもこの春から高校生になる姪と、中学生になる甥がいます。メイクに余念がなかったり、スマホを肌身離さず持っていたり。欲しいものなんてない世代に何を贈ったらいいんだろう——。そうだ、困ったときの本にしよう。

小さいときは絵本を選んでいたものの、今なら何がいいだろうか。贈ったことがあるのは『翻訳できない世界の言葉』『冒険の書』『13歳からの地政学』などです。読んでほしいけど押し付けにならないものを。ちょうどそのとき目にしたのがこの連載です。編集工学研究所の山本春奈さんが月1回、テーマに沿った本を紹介してくれます。

最近は書店に行くことも減ってしまいましたが、リアルな書店の楽しみは、棚で思いがけない出合いがあるところ。この連載はまるで書店にいるかのように、あ、この本があった、とか、この本を薦めているならこっちもきっと面白い、という気持ちを呼び起こしてくれました。
逡巡の結果、私はここから2冊を選びました。さて、何でしょう?喜んでくれたかどうかは分かりません。

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