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入信できなくて申し訳ございません

大学を卒業して法務省に就職した

霞ヶ関での日々を思うに、自分には激務への耐性が欠けていたと思う

霞ヶ関で働く人たちは、ちょうど何か、おかしな、宗教のようなものにでも、感化されているんじゃないかと思うところがある

それは、午前0時を過ぎて終電を逃して帰宅し、浅い眠りの中で発狂することもなく、また午前8時30分に登庁するといったリズムで、そんなリズムで人は生活すべきではないし、まともな人は心身に不調をきたしてしまう

わたしには無理だった

自分を正当化するために思った 激務に適合している人たちがおかしいのだと

2020年に福岡に帰ったが、すぐにコロナでリモートワーク等が推奨されるようになり、自分にとっては働きやすい環境になった

東京に住み、霞ヶ関に通っていたころよりもだいぶQOLが向上した

このリズムで、生きていきたいと思う 

ただ、今でも、23時くらいの電車になることはある(といっても基本は自分の裁量で働けるから、官僚時代よりずいぶん楽だけれども)

わたしは超勤が嫌いなので疲れるといつもこう思う 「入信できなくて本当に申し訳ございません」

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