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自分へのリスペクトは他者へのリスペクト

リスペクトは、尊敬

自分を尊敬する、ということが
どういうことであるのか
どんな感覚で、どうあることなのか
長らく理解できなかった。

自分へのリスペクトが欠けていることで
引き起こしていることに気づけると
自分の現実が本当に変わってくるし
大切なことだから書く。


尊敬する
は辞書をひくと
尊び、敬うこと。
そのものに価値を感じ、重んじること。
とある。


そのものに価値を感じ、重んじる。
ということは、
そのものをありのままみて、丁重に、丁寧に、大切にして、嘘偽りなく相対していくことなんだと思う。

もし、自分自身に対して
「自分はいなくてもいい」
「自分には価値がない」
なんて悲しいことを言い続けていると
"尊敬"の言葉の意味を理解できない。
理解できないから、実践できない。

自己否定は尊敬から遠く離れたところにあるから。

自己否定によって自分の存在価値を否定するところがあるとしたら
人を尊敬し、行動にあらわすことが難しい。
どこか依存的であったり、他者と深く関係性を築くことができなかったり、信頼できない。

自分を否定してて信頼できないけど、この人は信頼できる!のは、なぜ?
自分のことを信頼していなかったら
他の人を信頼できるんじゃなくて、他の人に依存しているんだ。
依存だから、信頼じゃない。
その先に、もしその他の人が間違ってたとしたら、その人のせいにするはず。

自分自身をリスペクトしていないことが、人間関係の歯車をズレさせる。

もし、目の前の現実に
自分が大切にされているように感じない
なんで私が
と思ってしまう出来事が何度も起きているなら
自分が自分自身に対してどう思っているか、認識しているか確認してみる機会が訪れている。

「尊敬すること」を深く理解し
実践する意思があったら、
然るべきところへ導かれる。

***

現状を抜け出したいと願うとき
最優先にすることは、
今の自分は十分であることを受け入れること。
何かができたり、できなくても、自分の存在価値は変わらないことを知ること。

自分自身をリスペクトできなかったら、
「なぜ、私は自分をリスペクトできないの?」
自分に聞いてみる。
まずは、自分の認識に気づくことが第一歩だから。


出来た文明社会に生きていることは、
何かもっている人やできる人をすごいとか羨ましいなどと思ってしまう構造の中にいることを知ること。

持っているものやできることで人の価値は決まらない。

最初から、自分自身を軽んじる必要なんてない。
だからといって傲慢になるわけじゃない。
自分を軽くみないということ。


自分が”ある”ことの重みを受け入れてはじめて、
他者を重んじることを理解できて、行動に現れる。

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