【脚本】『Bitter Sweet Cristmas』(『アタシたちには明日しかない~Pieces of the Christmas~』より)
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昨日に引き続き、『アタ明日』スピンオフの短編を。
この『Bitter Sweet~』は、同公演で上演した短編の中でも一番キザでカッコいい、その名の通りビタースイートな短編です。
この話なら『艶姿河内六人娘』のように時代劇化もしやすいかもしれませんね。
『Bitter Sweet Cristmas』
登場人物
ジーン:ブロンドの少女
ジェシー:ガンマン
酔客
寒風の吹きすさぶクリスマスイヴ。
ジーンは男の頭に銃を突き付けている。
ジーン 「・・・どうして」
ジェシー 「なにが」
ジーン 「どうしてアタシたち、こんな風になっちゃったの」
ジェシー 「・・・」
ジーン 「答えて」
ジェシー 「・・・」
ジーン 「ねえ、今日はクリスマスイヴよ」
ジェシー 「あれから3年か。小娘もずいぶん大人びた」
ジーン 「あなたこそおじさんになったわ」
ジェシー 「(ふっと寂しげに笑う)出会った時から、こうなる運命だった。出会った時から・・・」
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