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2023.10.7エルサレム(1日目)

一度投稿して下書きに戻したけど、わたしが感じたこと残そうと思う。
最近のイスラエルのことなので読みたくない人は読み進めないほうがいいと思います。

あくまでわたしの個人的に感じたことです。

7.10.2023

サイレンと時々何かがぶつかる音がする。

わたしが、このニュースを知ったのは今日の朝。
日本でニュースが出たのはその4時間後くらい。

日本にとっては、遠い国の話。
わたしの知らない場所でまだわたしの知らない悲しいできごとが今も起こっているのだと気づかされる。

みんなで話し合って、サイレンがなったら地下のシェルターに行くことにした。

サイレンがなってしばらくすると、爆撃の音がする。4,5回続く。
音がおさまったら、地上階に戻ってサイレンがなったらまたシェルターへ。

午後になってサイレンが鳴ることはなくなった。
イスラエルの報復としてガザ地区への空爆があったからなのか。

わたしは現在エルサレム。他の地域ではより危険な状態が続いている。イスラエルという聖地。神様が選んだ場所だというのに。

わたしの友だちのいとこが現在徴兵されている。彼は今どこにいるのかな。こんなに戦争を身近に感じたことはない。

戦争を身近に感じつつも、まだふわふわしているところもある。近所からは子どもたちの声や鳥の声が聞こえてくる。同じ国で起きていることなのにまだ少し遠いことのようにも感じる。危険がすぐにそこにあっても、対面しないとわからないものなのか。

それでもそわそわしているのか、サイレンが落ち着いても何も手に付かなかった。
今も誰かが戦っている。だからこそわたしは守られている。申し訳ない気持ちがある。そんなこと思ってもしょうがないのだけど。

イスラエルではたびたび敵対勢力との衝突が起きる。だが今日のようにエルサレムまで警報がなるというのはめずらしいことらしい。
美しい国、個性豊かな人が暮らしている。でも常に戦闘態勢は整っている。

今後どうなっていくのかわからないが、できる限り早く収束しますように。早ければ早いほど傷つく人が減るはずだから。


見出し写真は、今日の朝のエルサレムの空。
雲が多くなった今日この頃。とても綺麗で撮った。
ニュースを見る前のこと。

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