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プラハ・チェスキークルムロフ

前回はアメリカ横断の旅について書きましたが、今回は旅行について書きます。(「旅」と「旅行」の違いも前回のnoteで触れています)

2017年に新婚旅行としてチェコとオーストリアに行ったのですが、特にチェコに関してはあまり訪問経験がある人は少なく、質問を受けることも多いので、この機会にまとめてみたいと思います。ここ最近の状況が収束した時の海外旅行選定の助けになれば幸いです!

旅行先の選定

もしひとり旅だったら、アメリカ横断のようなアドベンチャー要素の強いものに臨みたいのですが、今回は新婚旅行ということもあり、リラックスを最大の目的として考えました。その中で二人で話して挙がった条件は以下の3つです。

①リゾート地ではないこと:海のそばでゆっくりする、というよりは何か歴史的な物事を学べる方が合っている(+僕がカナヅチで海に行ってもあまり楽しめない笑)

②程よく遠い距離であること:お盆休みと合わせて10日程度の休みだったので、普通の連休では行けないような場所にする

③ちゃんと帰ってこれそうな場所:二人とも帰国してすぐに仕事があったので、飛行機の遅延が少なそう場所にする(ただの確率論ですが。。。)

その他にも予算やスケジュールを考慮して最終的には2つに絞りました。チェコ・オーストリアに行くか、ロシア・ウズベキスタンに行くか、です。決めきれずに悩む中、アメリカ横断時のオランダ人メンバーAstridがTour Leaderに転身していることを思い出し、Messengerでコンタクトしたところ、見事に2017年8月のその時期はプラハやウィーンに居るとのことだったので、行く先はチェコ・オーストリアに決めました。持つべきものは友!

なお、普段の旅行であれば飛行機や宿の手配、現地の交通手段も自身で考えることが多いのですが、今回は新婚旅行ということもありドタバタを避けたかったので、交通手段+宿を阪急交通社で予約しました。現地での行動は自分たちで決めます。

プラハ

街全体が世界遺産に登録されていることもあり、メジャーな観光スポットは人が多いです。上から旧市街広場、天文時計、カレル橋、プラハ城と、プラハ城から見る街の景色。

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これらはガイドブックやWebサイトにもたくさん情報が載っているので、あえてメジャーではないところを紹介します。まずはジョン・レノンの壁。ジョン・レノンが訪れたり何か所縁のある場所というわけではないようなのですが、いわゆる東側陣営で共産主義だった時代に自由や希望を求めた市民が、その象徴としてジョン・レノンをアイコンにしていた、とAstridが言っていました。真偽はわからないのですが僕はそれを信じています。笑

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近くにはJOHN LENNON PUBというお店も。

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ジョン・レノンの壁と言いつつ、実態としては市民が自由に上書きできる壁でもあります。当時の僕らにちょうど良いメッセージがあったのでちゃっかり写真を撮りました。笑

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街の至る所に共産主義時代の名残が存在しているのがチェコの特徴だと思います。歴史を考えながら歩くのも悪くないです。

次にApple Museum。今思うと中に入ってみれば良かったのですが、当時は入場料(確か日本円で一人1000円以上だったはず)に尻込みしたため、外観のみです。Apple「非公式」の施設博物館というのが何とも良いです。

このような路地裏を歩いて行くと、

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突然現れる博物館

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詳細を知りたい方はEngadgetの記事をぜひ。ちなみに博物館のそばにあるアイス屋は安くて美味しいのでおすすめです。笑

ジョン・レノンの壁もApple Museumも、Astridが案内していたグループツアーにその時だけ混ぜてもらって一緒に行ったのですが、様々なスポットを見るのはもちろん、グループの人たちとしゃべるのがとても楽しかったです。色々な国の人たちの価値観を知れるのは面白いですね。その他プラハの詳細は、大手Webサイトに任せます!

チェスキークルムロフ

あまり有名ではないですが、チェスキークルムロフは「世界で一番美しい街」と呼ばれていたりする、クルムロフ城がそびえ立つこじんまりしたチェコの街です。

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プラハから高速バスで3〜4時間程度で到着します。街のサイズが小さいので、日帰りでも良いと思います。中世のヨーロッパにタイムスリップをしたような感覚になる、穏やかで素敵な街です。

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街の中心にあるクルムロフ城から見る景色は控えめに言って最高でした!絵本の世界に飛び込んだみたい。

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何か特別なアクティビティーができたり、有名な作品があるわけではないのですが、著名な都市ではなくややマイナーな街を訪れたい時にはかなりおすすめです。プラハやウィーンと比べれば観光客の数もかなり少ないので、ストレスなく探索ができます。懸念点があるとすれば、坂道が多いことくらいでしょうか。

チェスキークルムロフの後は長距離タクシーで国境を越えオーストリアのリンツ駅に行き、特急でウィーンまで移動したのですが、ウィーンに関しては様々なWebサイトで紹介されていますのでここでは割愛します。チェコはオーストリアと比較して物価が安いのも良い点ですね!

今回はここまでです。少しでも早く状況が落ち着き、また海外に行ける日々が訪れますように。

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nozomu

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