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渋峠!日本で1番高い国道を制覇
渋峠に行くことになった。訳あって早めのGWに突入したのだが、週末にかけて天気が悪くなるみたい。だったら・・・今日行くしかないじゃない!そんな勢いで決まった。
3時過ぎ起床。さすがに真っ暗。あやぴーさんにカーシェアのお車で迎えに来てもらって出発。途中のSAで朝ごはん。今日は山をのぼるしがっつり補給だ!(ただお腹がすいていただけ)
スタート地点は道の駅六合。六合と書いてクニと読むらしい。初めての道のりだったこともあり、現地までは想定より時間がかかって、10時頃に到着。車窓からの風景に感じる山み。
駐車場で輪行解除してスタート。補給食を持ってくるのをすっかり忘れていたけど、現場にあったおみやげ屋みたいなとこで、都合よくようかんが売っていたのでGET。
今日は天気がよくてあったかいね!
・・・・・・さむっ!!
さすが山というか、風が吹いたら超寒い。最近は温かかったので、徐々に軽装になりつつあったけど、当日は長袖インナー (厚手) ×半袖ジャージ×10℃以下タイツの装備。これでちょうどいい感じだった。
おかしいなぁ。まだ渋峠とか全然始まってないただの道路のはずなんだけど、なんか妙にしんどいぞ?今サイコンに10%って表示されたんだけどwさすが長野との県境。どこの地面も天然の山道だった。
セブン休憩を挟みつつ、草津の宿を横目にいよいよ渋峠に突入。風景も行きかう車や人々も観光地然としてくる。登山客も多いらしい。
これは途中の硫黄プンプンエリア。写真だとよく見えないけど岩肌にお湯が流れて湯けむりが立っていた。
車も多いがサイクリストも多い。曲がりくねったのぼり坂をゆっくりまったり進む。勾配10%にいかないくらいの坂だったら、ペース配分を間違えなければわたしでも無理なくのぼれる。
あやぴーさん「今日はゆるぽただなー!」
のぞ「ゆるぽたっすね!」
あやぴーさん「今日、トレーニングにする?」
のぞ「ゆるぽたで()」
遠くに見える雪をかぶった山々が、やっぱ普段走る山とは違うなーって感じ。地面にも雪が残っている。
殺生丸様を通過。この付近は殺生河原という地名で、火山ガスが噴出しているため、マスクをしなければ5分で肺が腐っt(ry 迷い込んだ生き物が死んでしまうことから名づけられたそうな。
道路の白線がところどころ褐色に染まっている。ガスエリアはささっと通過して、ちょっと上がったところから撮影。
道中、そこまで厳しい箇所はなく、ここまではふつうにのぼってこられた。のだが、別にそこまで楽だったわけでもなく、だんだんお腹がすいてきた。そういや背中にようかんあるっけな。このくらいの速度やったらこぎながらでも食べられるやろ。ぱきっ
ぽろっ
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
一口かじったようかんが無情にも地面に。ごめんねようかん、山へおかえり。きっと群馬か長野のアリが食べてくれることだろう。素直に停まって2つ目のようかんを食べました。
ちょくちょく写真を撮りながら、さくさく進む。視界が開けてて、毎回違う景色が堪能で来て、ほんと走ってるだけで楽しい。
サイコンのコース残り表示は、距離が3.6km、のぼり数百mといったところ。大したハプニング(ようかん除く)もなくゴールできそうである。
となると、次に気にするのはやっぱりあれ。雪の回廊!もうだいぶゴール付近らしいけど、なかなかそれが現れる気配がなく、あれーどこー??ときょろきょろ。
あった!!!
やっぱりサイクリストたるもの、ここで写真を撮らねばな!
見てください。Noelたむもうれしそうです。
一方、あやぴーさんは、どーーーしても雪の壁に立っている写真を撮りたいらしく、逆ヒューマンフラッグをがんばっていた。
さぁ、もうここまで来たらついたようなもんだ。しかし、重要なメインディッシュが残っている・・・あと100mをのぼりきる。
ゴーーール!!!
(BGM: ENDING ~それぞれの未来へ~ from ポケモンブラックホワイト)
日本国道最高地点に到着いたしました。
さすがに人気のセーブポイント。サイクリストだけではなく、車やバイクで来た人々も撮影順番待ちをしていた。
コース的にゴール地点にしていたのは、ここからさらに数百m先の渋峠ホテルというところ。撮影を堪能したのでそちらに向かう。のぼりきった身体が少し冷めていたのと、雪壁を吹き抜ける風とで、めちゃくちゃ寒い!
渋峠ホテル自体は休業。ちょうど長野と群馬の県境になっているらしい。駐車場で遊んだ。「ぐんま◀▶ながの」にじわじわ。
やらされた。
そこはかとなくお腹すいてきたし、水も少なくなってきたし、さくっと下山するか!サドルバッグにしまっておいたジャケットを着込んでスタート。風があああ冷たい。
下山時はのぼってくるときに撮りきれなかった画をちょくちょく回収。
下山。セブン休憩しながら、さすがにちょっとお腹すいたねーとなる。観光地だし、見渡せば結構お店はあるので、なんかてけとーなとこ探して食べるか、となった。
開いてない!w
平日だったからなのか時間帯のせいだったのか。飲食店がほとんど営業していなかった。自転車を押し歩きながら撮影とおまんじゅう。
手洗いお湯があった。めちゃくちゃあったかかった・・・また渋峠に来ることがあったら、前泊でもしてのんびり温泉入って帰りたい。
最後は結構まったりした。日が傾いてきたし、さすがにちょっと肌寒い。スタート地点の道の駅六合に戻り、輪行して撤収!
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今日はゆるやかなペースでのぼっ(てもらっ)たこともあり、初めての渋峠は難なくクリアできた。本当に景色が最高だったので、初めてでタイムアタックするのはもったいないと思う。ぜひ堪能してほしい。平日にも関わらずサイクリストが大勢いて、上り下りのすれ違いでみんな挨拶してくれたのも気持ちよかった。
そんなペースではあったので、ところどころちょっと勾配が上がるところでダンシングの練習をした。例によって先日の反省もあり。
自転車を左右に振る、というのがいまいちうまくできなかったが、ちょっとコツをつかんだ気がする。踏み込むタイミングに合わせて、斜め左・右前に押すように動かすと、身体の軸がブレずにいい感じで体重を乗せられた。これでもう少しスピードを出せるように練習していこう。
バイクをうまく扱えるか、という点について、そもそもの身体のサイズや体重などは、自分で思うより影響が大きいみたいだ。
たとえば、ハンドル幅は、デフォルトで40mmのものがついているが、自分の肩幅からすると36~38mmが適正になる。ほんの少しではあるけれど、ブラケットポジションで適正より腕を左右に広げることになるので、それこそバイクを振るような動作であったり、長時間のライドになると身体が前にずり落ちてしまったり、といったことにつながるので、無駄に消耗してしまう原因にはなる。
また、ロードバイクは自転車のなかでも10kg以下とかなり軽いが、それが自身の体重の5分の1なのか10分の1なのかで、だいぶ話は変わってくる。米袋の5kgと10kgではどちらが運びやすいか、っていうのと同じなんだろう。生まれ持ってのものなので致し方ないが、体格は変えられないので、日々のトレーニングによるパワー向上と、練習で補える技術でカバーするしかない。
あとはローラーと実走の違いが大きいことが気になった。ローラーは、バイク自体ががっちり固定されていて、めちゃくちゃ踏んだり振ったりしても車体が大きくズレることはあまりない。だから、ペダルを踏んだときに、自分のパワーをしっかり乗せられているのだと思う。おかげさまでAlpeはいいペースでのぼれている。
一方、実走では、しっかりバイク自体が左右に振れるし、路面状況によっても変化する。ローラーで出てくる数値ほどパワーを出し切れていないのではないか。今までもこれからも実走をメインだと考えているので、初心に返って実走時の強さを叩き直すべきなんだろうなぁ。
そっか、また峠のぼるか・・・(脳筋)
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