見出し画像

日々の小さな気づきが、喜びにつながる

数日前に、やっと庭のブーゲンビリアが咲いた。

2鉢あるうちの1つだけ。しかも、ひょろひょろとした枝の端っこで、なんとも頼りなさげな様子だ。

このブーゲンビリアは去年家族が買ってきたもので、ひと回り以上大きな鉢に植え替えたところ、にょきにょきと枝を伸ばしていった。

だが枝や葉が茂るばかりで、一向に花が咲く気配はなかった。

ネットでブーゲンビリアについて調べて、水を控えてみたり、肥料をやってみたりしたけれど、咲く様子はまったくない。

これでは、ただの観葉植物である。

もう今年は咲かないなと諦めていたとき、たった一つだけ、花が咲きかけているところを見つけた。

買ったときは真っピンクだったのに、咲いた花は何故か赤だったけれど、咲いてくれたことが素直に嬉しかった。

喋ってくれない植物の世話は大変だけれども、毎日観察することで、思いがけない気づきを得られることもある。

画像1

新しく花が咲きかける様子に、今日はまた嬉しい気持ちになった。

隣の鉢も、きれいな花を見せてくれることを期待している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?