「世界一流エンジニアの思考法」読書メモ
エンジニアの考えから参考になるような働き方や業務への取り組み方などないかなと思い、読んでみた。
早くできるようにする/なるではなく、理解に時間をかける。
理解とは以下である。
その構造を掴んで、人に説明できること(説明可能)
いつでもどこでも即座に取り出して使えること(いつでも使える)
治験を踏まえて応用が聞くこと(応用可能)
「理解は時間がかかるもの」として、急がず、徹底的に理解する習慣をつける。その習慣により、圧倒的に試行錯誤が減って問題を一直線に解決できるようになる。
理解できないと、その問題について常に調べるようなことが起きて、非効率。
「基礎」練習は「誰でもできる」ことだが、習得には「時間がかかる」
感覚で決めつけない。わかることも本当に一からやり直してみることも必要な時がある
マインドセット
より少ない時間で価値を最大化する
望んでいる結果を達成するために最低限の努力をする
不必要なものや付加価値のない仕事をなくす
簡潔さを目指す、
優先順位をつける
時間や費やした努力より、アウトプットと生産性に重点をおく
長時間労働をしないように推奨する
会議は会議の時間内で効率的かつ生産的に価値を提供する
これを実現するための方法
一番重要な「一つだけ」をピックアップする
出来ないこともあるが限りなく少ない数が良い
時間は固定して、その中で価値を最大化する
定時で働いて楽に達成できるKPIを設定する
「準備」「持ち帰り」をやめてその場で解決する
やることを物理的に減らす
検討ではなく検証をする
フィードバックを推奨する
脳の使い方
マルチタスクは生産性を低下させる
「WIP=1」:今手をつけている仕事1つに限定する。
どんなすごい人でも時間がかかることはかかる。
時間を割り当てたらその1度にひとつしかしない。その間、他のことは一切せず集中する
中断せざるを得ない時はすぐその状態に戻れるように記録したり整理する
タスクの残骸は消しておく。例えば調べるために開いたホームページは閉じる。
理解を徹底することで記憶力が増す。要は理解したことにより脳のCPUの消費を軽減でき、覚える量を増やせるといったところか。または暗記に頼る割合が削減できることだろう。記憶力が増すというよりは効率的な記憶が可能になるということか。
自分にとって難しいと感じる時は脳の使い方が間違っている
理解の仕方、または学び方を従来と変えなければならない
レベル1でできることを増やすことが生産性を高めるコツ
内容を徹底的に理解し、理解した情報の整理をして、すぐに取り出せるレベル1の状態にすることを優先する
アウトカム勝負ではない
毎日4時間自分の時間を確保する
脳の負担レベル
レベル1:即座に取り組める
レベル2:どのように解決するかは思いつくが具体的な方法は忘れているので少し調べる必要がある
レベル3:解放は知らないが、内容を理解したらできそうなもの
レベル4:自分だけでは解決が難しい、またはものすごく時間がかかるもの
重要なのは「今の自分では解けない」としっかり見極めること
説明できるように理解するために、書くこと、アウトプットすることを意識する。それにより「思い出そう」と頑張る
記憶しやすくなるため復讐のタイミングを習慣化する
コミュニケーション
理解できるように話す
情報量を限定する、増やしすぎない
上司も情報が多すぎると理解ができない
付加的な情報は聞かれた時に話す
相手に伝わるメモ
自分がその領域に詳しくなければ超詳しい人にまずは話を聞くことで理解へのショートカットになる
生産性
権限委譲の割合が大きい
仕事を楽しんでいるか確かめる文化
自分で自分の考えや人生に責任を持つのが大人という考え
自己組織の導入
トップ層は承諾する
ミドル層には不安を汲み取って、支援体制を作る。ビジョンや戦略や改善など本質的な部分に注力、管理業務の軽減などメリットを伝える
チームメンバーは指示待ちの体質から脱却。決定を本人にさせ、お互いに気軽に質問し意見を言う環境を整える
フラットな関係と仕事は「頼むもの」ではなく「お願いするもの」の意識を持つ
失敗を許容する
仕事と人生の質を高める生活習慣
生産性をあげるために定時を守る。その後で自分のやりたいトピックの勉強や試したりする
時間を守る。ペースを作る
朝起きてから就業前までの数時間を「学習」の時間にあてる
脳の酷使を辞める
瞑想する
5分から10分何も考えない
鼻から息を吸って、ひんやりとした感覚がすることに意識を集中。ゆっくり口から息を吐く
雑念を認め、また同様の行動を繰り返す
ディスプレイから意識的に離れる
睡眠時間をしっかりとる
違うことをする
水泳
楽器
いつもと違うことをするのが重要
「人生をコントロールする感覚」を取り戻す
運動する
新しいことを学んだらアウトプットする
作業内容や理解をそらで言えるかを意識して
AI時代をどう生きるか
時流に惑わされる「専門性」を高める
誰もやったことがないような専門的な内容がAIに置き換わることは原理的にあり得ない
ソフトウェアの需要は続くだろう
日本における「批判文化」の弊害は大きい。バグは起きる。改善していくしかない
「自らの手で一流のソフトウェアを開発する力」を身につける。
失敗しながらでも「瀬愛の市場に挑戦する」
自分の人生は自分でコントロールする
自分の人生が幸せになるかを主体的に考えて仕事をの仕方を「選択」する
まとめ
自分の人生を自分でコントロールする
そのために生産性を上げる
生産性を上げるために学習し続ける
生産性を意識するためにタイムボックス制を徹底する
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