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イタリア語の本

本は嫌いではありませんが、読書家とは言えません。
そんな私が今まで読んだイタリア語の本を簡単に紹介します。

Va' dove ti porta il cuore

Susanna Tamaroという、イタリア人の女性作家が書いた小説です。
喪失を経験した、年配のイタリア人女性の一人称形式で話が進みます。
読んでいて切ない気持ちと暖かい気持ちが押し寄せ、どんどん次のページへ進みたくなります。
今まで読んできた本で、読んで本当によかったと思った数少ない本です。

Venezia è un pesce

タイトルからもわかるように、ヴェネツィアの町を面白おかしく紹介した本です。
地区ごとに説明されています。
ヴェネツィアに行く前に読むと、歩く時の印象が変わります。
この本で、ヴェネツィアでは迷ってなんぼと書かれており、知らない道を歩く楽しみを教えてもらいました。

L'Alchimista

Paulo Coelhoというブラジル人の作家が書いた小説です。
読後感は、現代社会で生きる上での重荷が減った気がします。
主人公が砂漠地帯を旅するのですが、イメージをするだけで違う世界に行った気分になります。
イタリア語も比較的易しいので、読みやすかったです。

Tre volte all'alba

Alessandro Bariccoが書いた小説です。
イタリア人の友人にプレゼントしてもらった本です。
厚さも薄めで、3つの話が収録されているため、挫折せずに読めました。
ヨーロッパ映画を見ているかのようで、現実逃避ができました。
イタリアに来てあまり経ってないときに読んだので、完全に内容を把握できたわけではありませんが、雰囲気だけでも楽しめました。
Alessandro Bariccoの作品では、Novecentoが有名で、トルナトーレ監督によって映画化もされています。この本はイタリア人によくおススメされたので、今後読んでみたいと思っています。

Il piccolo principe

定番ですが、星の王子様も読みやすいと思います。
忘れていた懐かしい気持ちを思い出させてくれます。
日本語で読んだ方も多いと思うので、内容も理解しやすいと思います。

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