見出し画像

誰かのマネをしたいという衝動を消さない #39

12月26日(土)

今日のテーマもみなさまの野球人生において
少しでも参考になれば幸いです。

さて、本題に移ります。

子供たちには、こんな風になりたいという思いが
みんなあると私自身は思っています。

そして毎日少しでも上にいきたい、成長したいという
想いを持ってグラウンドに来ているのではないでしょうか?

この子供なりの欲求がうまくなるための秘訣だと
思っていて、これがない人は

そもそも上手にはならないと考えています。

それらの基本的な部分を占めるのが
「〇〇のようになりたい!!」という思いだと

私自身は思っております。

▼指導者がやらせたい動きをやらせるのがコーチングではない

冒頭で伝えたようにこれらの子供の衝動を消さないことが
コーチングとしてとても大事だと思っております。

子供たちは我々指導者の言うことをなんでも聞くロボットでは
ありません。

私たちがこんなふうにさせたいと思う気持ちと
子供がこんなふうになりたいという欲求は

ほとんど一致しません。

なので、誰が誰に合わせるのか?このベクトルを
合致させることがコーチングでは大事です。

監督→選手 ○
監督←選手 ×

という感じでしょうか?

私自身は、自分がやりたいと思う気持ちを消さず
彼らがやる気になって取り組むことがとても大切だと思っていて

その時点では野球の上手、下手の評価は不要です。


「どんなふうになりたい?」

「どのプロ野球選手のようになりたい?」

「どのプロ野球選手のマネをしたい?」

みたいなことを質問して、その子の中にある
本質的な欲求に触れるようにしています。

その基本的な部分を疎かにすると
我々が指導したいように子供をコントロールしてしまうことに
なるのでこれだけは避けないといけないと思っています。

▼じゃどうするの?

ってことで今は情報で溢れかえっているので、

特にYouTubeなんかで動画を見せて、子供たちのプレーを
iPhoneで撮影なんかしてみて、

見えた感想を比較して、また改善をしていく。

観察→評価→分析→改善のサイクルがとても
大事だと思っています。

どんな子でも自分で取り組んで改善するれば上手に
なっていきます。

成長するには、自分は努力すればできるという
想いを持つことが大切です。

このあたりはこの本を読んでみてください。

▼私が行った観察→評価→分析→改善は?

ということで守備に関しての話をしたいと
思います。

高校までずっとファーストを基本に守ってきたので
守備がどうやったら上手になるのか?という疑問が
ずっとありました。

私が最も自分で成長したなと思うのは大学時代です。

阪神の上本さんが大好きで、
上本さんがノックを受けるときはずっと後ろから
見ていました。

腰の高さ、膝の角度、股関節の角度、グラブの角度、
ボールの合わせ方、グローブを出すタイミングを
見て、

それを実際にマネをしてみて、

上本さんの守備と私の守備で動画を比較して、

また自主練習のときに、改善をしていく。

それを毎日コツコツと続けていくというサイクルに
取り組みました。

私には才能なんてなかったので、
考えて、人よりも練習して、上手になっていくしか
方法はありませんでしたし、

当時はYouTubeもまだ発達していなかったので
こんな感じで、守備の上達に取り組みました。

このときに一番守備が上手になったんじゃないかな?
と思っていて、

自分でこんなふうになりたいとマネをした経験は
いまでも楽しかったなーと思えるし、

そういうときってモチベーションも上がっているので

この気持ちを子供たちにも持って欲しいと
思っているので、

子供とのコミュニケーションを大事にしながら
コーチングすることを心がけております。

今日の話がみなさまの野球人生にすこしでも
役に立てば幸いです。

【追伸】
この記事の感想を呟かれる際は、コメントと共に
シェアをしていただけると、嬉しいです!

▼野崎将司のコーチング・教育ラジオ 
Stand FMで発信しています。

▼LINE@でもお知らせしております!

▼Voice paper というアプリを使えば、
電車や運転しながらでも、楽にブログや
メルマガを聴けます。よかったらこちらも
ダウンロードして、講読してください!

▼筆者のプロフィール
慶友ポニーで監督してる野崎将司です。

指導・コーチング・教育系の発信するページです。

これまで、小・中・高・大学生、約2,000名に指導をしてきました!

【指導理念】
子供達が自ら進んで練習したり、努力したりすること、自ら考えてプレーすることを
コーチングできる監督・コーチでありたいと考えています。

いまは試合ではノーサインでやっており、自分で盗塁をしかけたり、エンドランを自分たちでやってみたりすることを
目標にしています。ただ単にノーサインでやるのではなくて、イニング・点差・カウント別、相手の癖を考えて
どこで仕掛けるべきかなども座学でやったうえで試合に臨んでいます。

【プロフィール】
野﨑 将司(のざきしょうじ)
1988年12月15日/京都府出身

【野球歴】
京都田辺硬式野球部-西城陽高校-早稲田大学−ドジャースインターン-アリゾナウインターリーグ-堺ビッグボーイズ(コーチ)
-嵯峨野高校(野球部コーチ)-久御山高校(野球部コーチ)-慶友ポニー(監督)

中学・大学では全国大会出場し、
両方とも決勝まで進んだ。

大学時代は3塁コーチを務め、そのときに難しさを経験し、
3塁コーチで試合が決まると感じた。

I am Shoji Nozaki who is a baseball coach for junior high kids.
This channel is for education and coaching.

I have experience to teach for elementary kids of 400 people of elementary kids, 200 people of junior high kids and also 1,000 people of high school students.

I also have a lot of experiences to coach for baseball kids. 150 people of junior high kids, 100 people of high school students, 150 people of college students.


#野球
#中学野球

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?