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シートノックは無駄な練習なのか?

私たち指導者はなぜ、シートノックを
するのでしょうか?

こどもたちの守備を上手にして、
守りを固くして

失点を防ぐことを
目的としていると思います。

いくらバッティングで
たくさん点を取っても、

守備でエラーが起きたり、
いるべきカバーがいなかったりすると

無駄な点数を与えてしまいます。

守備がしっかりしていると
安心してピッチャーも

投球できますよね。

私たち多くの指導者は、
試合中ヒヤヒヤしながら

選手のプレーを見ていますし、
できるだけ守備のストレスを減らして、

攻撃のときのサイン出し、
指示出しに注意を払いたいものです。

だからこそ守備力を高めていく
必要があります。

今日はそのなかでもシートノックの
意味についてです。

私はシートノックをするなら
大きくわけて3つのことを
考えています。

✅目的を明確にすること
✅落ち着いてプレーすること
✅距離感を測る練習であること

✅目的を明確にすること


目的を明確にすることで
選手に適確な指示を与えることができます。

例えば、

今日は投げることに意識を置こう!
今日は素早く投げることを意識しよう!
今日は捕ることを意識しよう!

✅落ち着いてプレーすること


落ち着いてプレーすることは
試合中で大事なことのひとつです。
常に焦ってプレーしていると

何が良くて、何が悪いのか分析できません。

シートノックでプレッシャーを
かけずに、選手に練習してもらうことで

送球が悪い → キャッチボールをしっかりしよう
送球が悪い → ステップをちゃんとしよう

みたいに選手個人が分析できるようになります。

✅距離感を測る練習であること


距離感も大切です。

例えばサードとショート、セカンドなど

それぞれのポジションによって
距離が全く違いますし、

投げるときの角度も違います。

角度が違うと、ステップの仕方も変わってきます。

それを実際の距離を知って、
感覚を養う意味もあります。

シートノックのデメリット

☑️待ち時間があること
☑️無駄な時間ができること
☑️実際の試合では起きないプレーであること

この3つであります。

この3つについては次のブログで書きたいと思います。


【このブログの理念】
子供に野球の楽しさを教えたい!
いつまでも野球が好きであってほしい!
と思い、

少しでも子供の役に立てば、

野球少年の保護者のみなさまのお役に立ちたいと
思ってラジオ配信中です!

主に指導やコーチング、教育系の内容を
話しています!

【野球歴】
京都田辺硬式野球部-西城陽高校-早稲田大学−ドジャースインターン-アリゾナウインターリーグでプレーし、
その後、野球指導者として高校野球や、中学硬式野球チームの
コーチや監督を経験してきました。


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