医師の言葉の力
どんなに辛い病気でも
医師の言葉や患者さんに対する
接し方で
なんだか
頑張れる気になりませんか?
私は
そんな先生に出会えました。
やっぱり
乳がん
でした。
主人が退院したら
話を聴くかい?
と言われた時に
もう諦めてはいました。
私が
入院してる夫に
どういう乳がんか
説明できるか?
不安だと
伝えると
「 患者さんのための
パンフレット 」
という紙に
一つ一つ丁寧に
書いてくれました。
とってもわかりやすく
寄り添ってくれているのが
わかり、
本当に本当に嬉しかったです。
しかし、
右乳房を全部とらなければ
ならないと
言われました。
今後再発の心配など
しないように
これからもまだまだ元気で
過ごせるようにと
更に、
「 あなたには、再建を
すすめます」
と
先生に
「 どうして再建なんですか? 」
と聴くと
先生は
「 胸を失うということは
今は実感がないかもしれない
けれど
毎日、お風呂に入って
自分の胸を見た時に
悲しい気持ちになったり
涙が出てきたり
辛い気持ちになることが
多くなるよ。
大丈夫と強く思えば思うほど
と……
でも再建は大変だけど
戻った喜びは
経験した人しか
わからない
嬉しさがあると思うよ。」
と
たくさんの患者さんを
診ているからこそ
その人その人に
あった方法を
導いているんだと
思いました。
私の場合は
再建という道に
導いて
くれてると…
信じてみようと
思いました。
医師の言葉一つ一つが
私も頑張るという
病気を乗り越える
という
強い気持ちにさせてくれました。