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『シン・ツチダ』 は正真正銘6代目の看板酒

生酛で、飯米で、精米歩合90%で、酵母無添加で、焼酎用黄麹で、常温保管OKで、開栓放置OKで、イニシャルMの後継で、土田の新定番...

"日本酒"の検索には「日本酒 賞味期限」や「日本酒 飲み方」といった検索ワードが多いなか、土田酒造へは「麹歩合 日本酒」「精米歩合 90」などの検索ワードでたどり着く人が増えている。

我がnoteでは、スペックや味わいのような既出の情報でお腹いっぱいの人にだけコーヒーをお出ししたい。NOZAKIはそんな雰囲気を目指している。そもそもNOZAKIといえば、友達は狭く深くのタイプだ。

今回記事に選んだキーワードは『シン・ツチダ』。
きっかけは、酒造りが始まってチームにある変化を感じたからだ。

▼『シン・ツチダ』の誕生前の記事はコチラ。

『シン・ツチダ』は、チームに共通の思想を与えた。

これまでもたくさんの挑戦があって、喜びがあって、充実感があった。
ただ、それは10年以上挑戦してきた星野さんのアイデアが爆発する瞬間に立ち会っている興奮だったと思う。あくまでNOZAKIも、いちファンとして眺めているに過ぎなかった。

シン・ツチダは社長によって空想され、杜氏によって生み出された。
その時から、爆発するアイデアの方向性がシン・ツチダに向かっていくような、ネフェルピトーが上空に円を伸ばした時のような何かを感じた。

タイミングは瓶詰めの頃だったと思う。シン・ツチダは複数タンクで半年ほど熟成させて、ブレンドして詰めている。この時ようやく仕上がったと言った方が正しい。

生酛で、飯米で、精米歩合90%で、酵母無添加で、焼酎用黄麹で、常温保管OKで、開栓放置OKで、イニシャルMの後継で、土田の新定番...

まさに、新定番になる。
29BY『誉国光 白ラベル』でさえ『誉国光 普通酒』の山廃版だった。味わいは普通酒を踏襲した。今の若いメンバーにとって、星野さんにとって、そうか社長にとっても『シン・ツチダ』は正真正銘の6代目の看板酒であると言えるのかもしれない。(元のタイトル「『シン・ツチダ』のまだ語られていない話」をいま変えて来ちゃった。)

そう考えたことはなかった。書いていて気づいた。俺たちの進むべき道を、俺たちで決めた。現メンバーは全員体感した。

だから、この酒を高みに持っていくことが俺たちにとって最高の仕事になると直感しているのかもしれない。誰もそうは言っていないけど、きっとそうだ。その変化をチームに感じたのかもしれない。

日本酒文化史に綴られている皆さん
自分たちのいる令和時代の歴史書を読みながら一緒に飲みましょう。
NOZAKIはこういう酒を一緒に喜べる仲間を探しています!

p.s.
さらなる新定番に代わる可能性は大いにあります!
スキまたはリツイートのほど、よろしくお願いします。
ご感想はいかなる方法でも私に届けば嬉しいです。

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