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「短歌人」2022年6月号 月詠5首

曇天の路地を斜めに白猫は赤のボルボの下の影へと

都庁前駅で電車を乗り換える大江戸線から大江戸線へ

電車乗るティーンに向けた広告で二重施術の金額を知る

得をすることをためらう癖がある得してなかったわたしのために

原発の定点カメラの映像に価値を与える三月の揺れ


選歌を受けた以上の5首が「短歌人」6月号の会員2欄(P68)に載っています。


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